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prologue 風は奈良から ~さとびごころ×七つの風~ #00 

この記事はさとびごころVOL.40 2020 winterよりの転載となります。内容は掲載当時のものです。

三浦雅之(プロジェクト粟)× 阿南セイコ(さとびごころ 編集長)の対話より

三浦:前回まで連載をしているうちに、考えが浮かんできたことがあって、今日はセイコさんに僕から二つの提案があるんですよね。

阿南:はいはい、何でしょう?

三浦:2020年からの展開なんですけど、少し変えていってはどうかと思うんですよ。

阿南:オッケーですよ。どんな風に?

三浦:一つは、七つの風っていうことを僕はずっと言い続けてきているんですけれど、これとさとびごころが重なるところってありますよね。

阿南:それはそうでなければ、連載をお願いしていないかもしれませんよね。あ!でもね、 実は今だに七つをスラスラ暗唱できないんですよね、ごめんなさい!まず風土ですね。

三浦:そう、まず風土。ちゃんと順番があるんですよ。風土は地理や気候など全ての前提になること。その次は、その風土から生まれる食べ物、だから風味。食べ物が作る景色が風景。風景の中で、四季と共に生きる知恵が風習。そして、生活工芸品などの道具が作られて風物。風物は生活文化すなわち風俗の中で生かされいく。最後にそれらをトータルして風情と呼んでます。

阿南:これって、すでにある言葉ばかりですけど、実は三浦さんならではの意味が込められた造語なのかもしれませんね。再定義づけして覚えます(笑)。それで一つ目の提案て?

三浦:さとびごころと七つの風の重なりをテーマに、対談したりゲストを招いて語りあったりしてはどうかと 。

阿南:え、司会進行ならやったことありますが、対談なんて(汗)。いや、これもチャレンジですから何でもやってみましょうか(内心不安に包まれ始める…)。

三浦:ぜひ。それと、僕らが運営しているcoto coto のギャラリースペースで、展示をしませんか?

阿南:面白そうですね。紙面の立体化をしてみたいという想いはありました。記事にでてくる物事を実物で見たり体験したり、とか?

三浦:紙面の立体化、それ、いいですね。年に2 回程度期間限定でどうでしょう。紙面を拡大プリントして展示するのであれば、協力できます。単にバックナンバーを並べるよりも、何かテーマを定めて再編集するのがいいと思います。

阿南:どこまで何ができるかわからないけど、多くの方にさとびに出会っていただけそうですね。この機会を有意義に活かせるように、プランニングしなくちゃ。

さとびごころVOL.40 2020 winter 掲載

cotocoto ( コトコト)

2015 年5 月より、三浦氏が代表を務める株式会社粟と奈良市との官民協働プロジェクトとして運営するレストラン。大和野菜を使った料理や地酒、地ビールなどが楽しめる。ギャラリースペースが併設されており、随時イベントや展示が行われている。

奈良市東寺林町36(ならまちセンター1F)

TEL 0742-22-6922 http://www.cotocoto.nara.jp

さとびごころ連載

三浦雅之

阿南セイコ

風は奈良から

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