さとびごころ
vol.60 2025 winter
温泉は薬でした
薬とは、もともと自然界にある植物や鉱物などを起源として、
病気や痛みの治療に役立つものを
人が経験的に見つけ出したものです。
温泉が一般に広まったのは、江戸時代以降ですが、
奈良には施湯があり、古くから温泉が人を癒すことが
知られていました。さらには、火山国である日本では、
縄文人も不思議な温かい泉を活用していたようです。
ここでは、自然界が与えてくれた人を癒すものという意味で、
温泉について考えてみました。
寒いこの時期、温かい湯で自然の恩恵に浸り
体を温めてみてください。
2025/1/10より さとびこオンラインショップでも発売いたします。
Contents
目次
04 特集 温泉は薬でした
06 療養泉で健康になろう
取材・文 戸上昭司(さとびライター・地球惑星科学者)
08 コラム|温泉から考える地球史
09 最新研究より 温泉入浴で腸内細菌増加!
09 コラム|入浴礼賛!温泉に行けなくても … おうちで効果的に
10 温泉訪問記
10 コラム|湯治は日本古来の治療法
[ 連載]
02 《 PHOTO ESSAY これからの、これから》
No.22 涙のエースナンバー。 by 都甲ユウタ
11 《奈良の地酒と『テロワール』をめぐる物語》
第5 回 今西酒造(桜井市) 河口充勇
14 《奈良の伝統食足もと照らし》 01 吉野本葛 編集部
16 《風は奈良から〜さとびごころ×七つの風〜》
# 17 七つの風と七つの自給率 三浦雅之&阿南セイコ
18 《森とともに生きる》
十四代目林業家ドタバタイノベーション奮闘記#29 谷茂則
20 《杉さんの里山再生録》
#08 里山の「食」への貢献を考える( その1)杉浦英二
22 《大地の再生目線でウオッチング》
第3 回 公共事業として水源域を再生施工 西尾和隆
23 《季節の薬食同源レシピ》 蓮根まんじゅう薬草葛あんかけ 監修・クレメンツかおり
24 《山と今日から始まる物語》 No.18 谷茂則
25 《はじめてのヴィーガン》 No.7 井上和恵
[SATOBI COLUMN・お知らせ]
26 さとび的読書さんぽ 嶋田貴子 | information
27 編集後記・さとびごころお取り扱いスポット など