登酒店さまにさとびが並んでいます!
さとびの奈良酒師匠、登酒店さま。さとびのサポーターもしていただいています。
vol.32で奈良の地酒特集を作ったとき以来、酒蔵のこと蔵元のこと、たくさん教わり、ご縁もつないでいただきました。
お店の中にさとびコーナーを作ってくださっています。
ただいま、河口先生(帝塚山大学教授)による「奈良の地酒と『テロワール』をめぐる物語」連載中です。ここでもお世話になっています。
登さん、河口先生、いつもありがとうございます。
奈良の地酒ってそんなにおいしいの?と、お思いのあなたは、いちどこちらのお店にお越しください。さとびの読者ですーって言っていただいたら、ちょっと歓迎してもらえる、かも!しれません(憶測です)笑
そして、早くも次号春号の取材準備も進んでいます。ついに、あの方が登場。。。ともかく、お楽しみにしておいてくださいませませ😊
@nobori555
さとびvol.32(2018 winter)の思い出(サイト限定)
この号は、さとびにとってはメモリアルな号になります。自主発行に切り替わったデビュー号。心機一転して取り組んだのが奈良の地酒でした。日本酒マガジンではないのに、地酒でいいのか?という自己ツッコミを乗り越えて決行。まずは、日本酒がどういう原理とプロセスを経て醸造されるのか、味噌や醤油やワインと違いを確認し、その中でも「無濾過生原酒」という当時はまだ耳慣れないタイプの魅力を自分にインプットしました。そのうえで、地域のお米、田んぼ、蔵菌などを重要視されている酒蔵さんを登さんに紹介していただいた中から考えぬいて、特集「地酒で味わう奈良」を企画しました。
執筆はプロの方ばかり(敬称略)。
紹介した蔵は、以下のとおり。すばらしい顔ぶれ。
・ 水と土の恵みに向き合い 風土が醸す味わいを追う蔵
千代酒造(御所市)小幡直子(ライター)
・若き四代目が蔵元杜氏に 休蔵をくぐり抜け、山廃にこだわる蔵
大倉本家(香芝市) 小原いおり(フリーライター)
・「伝統ある樽酒を廃れさせたくない」 念願を叶えて醸造を開始した蔵
長龍酒造広陵蔵(北葛城郡広陵町) 神野武美(フリージャーナリスト)
このあと、登さんは奈良に無濾過生原酒のムーブメントを起こした人として特集「地酒で味わう奈良2」でも紹介(執筆・河口充勇)しています。
こうしてみると、さとびとはご縁の深い登さんです。また、この号の特集の最後にコラムとして登場したのが杉さんこと杉浦農園。
・ 農家が無農薬で酒米をつくる 秋津穂の里プロジェクト(あなん)
初対面となる取材は、チラチラ雪も舞っていたような記憶のある寒い日、ニット帽をかぶって現れた物静かな印象の杉浦さんにお話をうかがいました。このころ、秋津保の里プロジェクトに参加していたのは、まだ料飲店さんや酒販店さんたちが中心で、人数も限られていました。「こんなプロジェクトを応援しなくては」と思ったさとびは同年の秋号(vol.35 2018sutumn) の特集「農がつなぐ人と土」で杉浦農園をあらためて紹介しました(執筆・小原いおり)。やがて、多くの方の目にとまるようになった杉浦さん。今では大人気のプロジェクトになり、そばチャレンジという別企画も生まれ、NPO法人さとやまからの設立へと繋がっていきました。
長くおつきあいをしてこそわかるその人の真意。本気で「やりたいこと・めざしていること」に対して共感したときは、応援したいと思います。さとびの共感ポイントは、「それは自然にやさしいか、それは人にもやさしいか、そしてそのやさしさが再び自然へのやさしさとして循環していくのか」というところです。
バックナンバーのお求めはさとびこオンラインショップにて