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お山で草木染めワークショップをしました。爽やかすぎるピクニックのよう。4月の振り返り。

5月になりましたね。連休を楽しまれている方も多いことでしょう。また、さともだちのみなさんは、マルシェなどイベントへ「出店」される立場の方もありますので、いつもより忙しく過ごされているかもしれません。飲食業の方も、ご多忙ですね。

あなんは、実は4月末から体調を崩し、数日寝たり起きたりの日々でした(SNSには書いておりませんけれども)。体調が崩れるのは、今までも「何かが変わるとき」が多かったので、これから自分に起こる変化が楽しみです。

ゴールデンウイークは、人の多いところは苦手ですので、「部屋充」と「畑活」を中心に過ごしたいと思っています。みなさんも、初夏のさわやかな1週間を、どうぞ思う存分にお楽しみください。

5月早々の投稿は、4月の振り返りから始めたいと思います。4月25日には、さとびごころvol.64 (今年の冬号)でご案内したとおり、シガセイサクショさん所有の「お山」で草木染めのワークショップを行いました。定員の5名さまは、ありがたいことに早々に満席になり、無事に開催できました。

SNSでも報告しています。(概略はこのとおりでございます)

ここでは、SNSではさらさらっとしか書いていないことをもう少し詳しく書こうかな(サイトに来てくださった方に感謝して)。

シガさんは、vol.43で特集した「自然の色 手作りの服」でご紹介したさともだち。今ではさとびサポーターもしていただいています。ご夫妻で、自ら所有する「お山」でとれた草木を用いて、自然素材のオリジナルデザインで縫製した服を染め、店舗を持たず、POPUPイベントなどの作品展示会やマルシェを通じて販売されています。

特集をきっかけに交流が深まるなかで、いくつかシガさんの「金言」のようなフレーズに共鳴しました。「体はひとつですから」「ちゃんと寝ています」「お山で取れた草木にも限界がありますから」「量産品であっても服が縫われていることには変わりはありません。(どんな服にも価格に関係なく価値がある。自分の服だけが素晴らしいわけではない、そんなニュアンス)」「シガ服だけでなく、お手持ちの服とコーディネートしていただけたら嬉しいです」

ここまでで、「素敵」と思われた方、あなんと感覚が似ています!

シガさんの道のりをあたらしい読者さんにもお伝えすべく、連載「身の丈しごとびとに会いました」にても登場していただきました。(さとびごころvol.55  2023秋

そんなシガさんのすべてを一冊にして残しておきたくて、SATOBICO BOOKS「自然の色 手作りの服 シガセイサクショものがたり」も作りました。

そして、去年(vol.62)から草木染めの誌上ワークショップの連載も始まり、今回は集大成として読者のみなさんにも体験していただきたいとの思いから、誌上をとびだしてリアルでSATOBICO WORKSHOPとして実現した次第です。今回のようすは、次の夏号(vol.66)で、草木染めのステップのおさらいとともに記事にする予定ですので、ワークショップに参加できなかった方もよろしければご覧ください。

シガさんは、最近はご多忙でお山のワークショップをされる機会は少なくなってきていると聞いておりましたので、さとびのために準備していただき、実技や、そしてお山の散歩など、もりだくさんなお楽しみメニューを提供していただけましたことをとても貴重に感じております。

せっかくのアウトドアイベントですので、あなんはお味噌汁の「種」を持っていきました。発酵調味料特集でご紹介した井上本店さんのお味噌と、奈良かつおさんの鰹ぶし&乾燥わかめ(全部あなん家の常備品!)少々をブレンドして、梅干しサイズに丸めて、ラップで包んだものです。お椀にこの種と、シガさんのご主人功督さんがその場でネギをとって刻んでくださったものといっしょに入れて、お湯を注ぐと体によいインスタントお味噌汁のできあがり!

お山の景色を楽しみながら、草木染めの「煮出し」をしている間に、ランチタイム。おにぎりやお弁当などをそれぞれが持ってきました。これもお山ならではの幸福。

もうひとつ、草木を煮出した液(染液)に布をつけて煮染めしている間に、特上のお楽しみ=お山散歩です。

奈良市では、あまり見つけられないカキドオシが群生していたり、

フキもいっぱい。シガさんの「好きなだけとっていいですよー」とのお言葉に甘えて。

快晴の空のもと、自然も草木染めも満喫しました。

お散歩が終わったら媒染です。色を定着・発色させるマジカルなステップ。鉄とアルミニウム、それぞれの発色を体験していただきました。濯いだら干します。作品が空に並ぶこの景色も、このワークショップならではのもの。秋号で、同じ場所で取材したのですけれども、みなさんといっしょに体験させていただくと感動もひとしおでした。

もしかしたら、来年もやっているかもしれません。あなんは、極端な話、「草木染め実習」がなかったとしてもこのお山にまた来ることが許されるというただその1点だけでも、またやりたいと思えた1日でした。

さとびの小さなお誘いに、すぐにお返事くださった参加者のみなさま。
岡本みちやすさんの奥様で、えみちゃん。
このワークショップをきっかけにさとびサポーターになってくださった田中和子さんご夫妻。
元林業女子で森愛にあふれるはるかちゃん。
そして、さとびで過去に連載していただいたこともある読者メンバーさま、休日ダイヤのかなこさん。

豪華な顔ぶれにも贅沢感があふれました。(あなん的に)
こんなふうに素敵な読者さんに恵まれ、自然にも人にもやさしい文化をともに創造していけたらなら、もう、この世に未練はございません笑。

シガさんは、「いつかこのお山で展示会をしたい」とのご意向があるそうですので、それに参加させていただくのもありかもしれませんね。実現を楽しみに待ちたいと思います。

みなさんは、草木染めというと「難しい」というイメージをお持ちですか。簡単に考えれば、どんな雑草でも1時間茹でて液をつくり、液に布(注意・欄外)を入れて1時間煮て、それを「媒染液」(簡単な方法は、薬局で売っているミョウバンを少々、水に溶かしたもの)につけてムラなく揉み込み、すすいで干したら、できます。染まることは染まります。もちろん、きちんと計量するほうが良いに決まっています。さとびのバクナンバー(vol.62から63のシガさんの連載記事)には分量も載せております。
色をどう出すか、どんな植物を使うか、こだわればこだわるほど、テクニックが必要になり、シガさんはその達人なのです。が、わたしたち素人は、草で布が染まる感動を味わうだけでもかなり豊かな気持ちになれるものです。(媒染剤としてミョウバンを使うと黄色系に仕上がります)草の多くは薬草です。その成分が染みた自然素材の布を、ハンカチ一枚でも使ってみるのって、いかがでしょう。あるいは、草の色素が布に染まるプロセスを知るだけでも、草木染めの尊さを感じられると思います。さとびは、そんな豊かさ、尊さをお伝えしたくて、草木染めの記事を作りました。

その講師として、さとびのご縁の中で、シガさんほどふさわしい方はありませんでした。いつも感謝しています。

注意について。布は、綿や麻など植物性の素材のものは、事前に豆乳に浸けて濯がずに乾かしたものを使ってください。豆乳のタンパク質を布に付着させる「蛋白処理」というプロセスが必要になります。ワークショップではシガさんがここまでの処理をしてきてくださっていました。「植物性繊維は、そのままではうまく染まりません。羊毛は温度の管理が難しいので素人向きではないかも。絹はそのまま使えます。(シガさんより)」

写真は、参加者の田中和子さんや志賀さんからいただきました。感謝。

次の投稿では、4月のふりかえりを兼ねて、小さな紙メディアの作り方講座のことをお届けしたいと思います。ではでは、今日もお読みくださり、ありがとうございました。


SATOBICO WORKSHOP
さとびがお伝えしたい文化創造をイメージし、さとびごころある人たちとのリアルな交流と学び・気づきのための機会を作っています。
雑草キッチン、小さな紙メディアの作り方講座、今後の予定として身の丈しごと講座も予定しています。いずれも少人数の、心の通じる規模感です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。

SATOBICO WORKSHOP

お山で草木染め

さとびvol.43

さとびvol.55

さとびvol.64

シガセイサクショ

自然の色手作りの服

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