さとび夏号(vol.62)のお届けも近づいてまいりました。もうしばらくお待ちくださいませ。
今回は雑草をテーマにした特集になります。雑草=野草というつながりでいうと、ハーブも原産地では野草なんですよね。日本とは気候が違うので、日本で育てるときは植物にあわせて少し配慮してあげる必要がありますけど、実際にやってみると、まあまあ何でも育ちます。
わたしが最初に大好きになったハーブはバジル。そのつぎはローズマリー。
バジルは一年草ですが、ローズマリーは一度根づいてくれたら、ほぼ年中楽しめてらくちんです。
さとびづくりの一番しんどい時を超えて、畑に行く時などが楽しいヒーリング。うちにはローズマリーが2株ありまして、それぞれ枯れずに生き残ってくれました。時々、混み合った枝をばっさりやり、土に還します。そのとき、その一部を持ち帰ってきて、ドライにして料理に使っています。今年は、フレッシュなうちに(ドライでもいいと思います)オリーブオイルに浸けました。料理ではなくて、スキンケアに使おうかなと。
これが、よかった。
ローズマリー+オリーブオイル
作り方というほどのことはなく、洗って水気をとり、葉っぱを瓶につめてオリーブオイルで浸すだけです。そのまま2週間くらいは、がまん。(日付をマスキングテープに書いて瓶に貼っておかないと、忘れちゃいます)
できあがったら、小さめのボトルにオイルだけを詰め替えて、残りのローズマリーは料理に使うなりなんなり。コンポストに行くなり。
そんなことをしながら、自分が小さな漏斗や、小さなボトルを常備していることに驚きます。こんな人になっていたんですね。昔の自分なら、漏斗なしでこぼしたり、小さなボトルといっても手元にはなくて、油分OKのボトルを買いに行かなくてはと思ったまま、挫折したりということがよくありました。必要なものが手元にあると、ハードル低く、ちょいちょいとできるものですね。
ボトル考察
ほら、ラー油の瓶など、捨てずに置いといたらいいんじゃないでしょうかしら?口のところ、プラスチックに小さな穴が空いていますものね、使えそうですよね。
プラスチックは油分に溶けるものもあるらしいので、何でもいいわけじゃなさそうなんです。はじめから食品用として条件をクリアしている容器だったら、大丈夫じゃないでしょうか。わたしは、ホホバオイルの化粧品が入っていたボトルを保管していたので、それを使いました。さすがに使いやすい。
虫刺され
ローズマリーオイル、何がよかったかというと、いつも蚊に刺される話をしますよね、わたくし。今年は、ドクダミチンキのおかげで、痒みどめ効果を実感しているところです。そして、そのあとで、このローズマリーオイルを塗っておくと、一時的に皮膜ができて、いい感じなんです。テーピングしなくても、しのげました。そして、気のせいか、なおりが早い気がします。
ローズマリーの効能の中に「抗菌抗炎症」が含まれているので、そのせいでしょうか?ドクダミとのダブルパワーで、効果アップ?なぜだかわかりませんが、とにかく気に入っています。
ハンドクリーム
さらに、生活をしているとお皿洗いやそうじなど水を使うことが多いですよね。わたしは手荒れをしないので、ハンドクリームのようなものは使ったことがありません。ハンドクリームって、ベタベタしてしまい、ペンやマウスを持つときに気持ち悪い気がするので、あまり好きではありませんでした。なので、ほったらかしだったのですけども!なんと。ローズマリーオイルの残りを、たまたま手や腕に刷り込んだら、すっきりして、しっとりして、意外に気に入りました。(なんと、と書くほどか?)
そういえば、手がカサカサと乾燥するお年頃なんだよなあ。
手がしっとりしていると気分も上々になることがわかり、最近は愛用しています。こんなにもローコストに、自然派スキンケアグッズを手にしているわたし、「いいぞ!しあわせだぞ!」と自分に言ったりして。
たくさん作る必要はありません。なくなれば、また作ればよいのですもの。したがって長期保存することもなく、いつも新鮮な状態で使えます。水分がないので、腐ることもないわけです(腐るのはいつも水分が原因)。
オリーブオイルは簡単に手に入り、アルコール分もなく、肌にもやさしい。ローズマリーは丈夫(畑に植えているためと思われます)で、「若返りのハーブ」なんて言われており、ヘアケアにもいいらしいです。ハーブって、ほんまにいいの?と思われる方、よかったら、参考になさってください。
どうってことないお話におつきあい頂き、ありがとうございました。
追伸
さとびごころ夏号、よろしくお願いします。