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日々のこと|経験からの結論。ティーツリーのアロマオイルや、野草のチンキは蚊に刺されたときのお助けグッズ。

我が家に保護犬バジルがやってきて、わたしも散歩を担当することが増えました。畑活のときは、虫刺されに気をつけて長袖、手袋、長靴で向かいますが、散歩となるとつい気を許し、気づいたときには「蚊」に刺されてしまうことがしばしば。

かつては、虫刺されの薬を塗ったものですが、かゆみが消えるわけではないですよね。イライラしちゃうことには、変わりなく。

野草を使って何かできないかなと、数年前からやってみたのがチンキづくり。チンキはドクダミなどの薬草をホワイトリカーにつけて2週間くらいおいたもの。まずは、体験的失敗例から言いますと、これを水で薄めて(薄めて使うという情報もあったので)スプレーにし、畑活前に塗っておくやりかた。ドクダミの匂いはもともと気にならないので、たっぷりつけましたがあまり効果が感じられませんでした。すぐに蒸発するのか、汗で流れるのか。これ以後、畑活ではもっぱら森林香をエプロンにぶら下げて使います。煙を吸ったらどうなるの、なんで気にしてられません。それくらい、畑で蚊に刺されると大変なんです。

結論。わたしの虫(蚊)対策。

1、刺された!なんか、痒い。と、思ったら?撫でる!掻いたら負け。一度掻いてしまったら、もう、どんどん痒くなるだけ。撫でるだけでも、痒みは紛れるんです。これで応急措置。でも、このままでは服が擦れたり、無意識に掻いたりしますから、危ない。撫でるのも強くこすると掻いたのと同じなので、やさしく、やさしく、痒くないよーーーと自己暗示かけるくらいのつもりで。応急措置をしたら、次へ。


2、散歩ルートの中で、どこにヨモギ(ドクダミは日陰にはえるので、日向の多いルート内では見つからないですがヨモギはあるある)があるかを事前にチェック。その場まで来たら、先端の若い葉っぱ(やわらかいから使いやすい)をつんで、刺されたところに刷り込み。水分が出てくるまで刷り込み。これで治ることもあるんです。治らなかったら、次へ。


3、この頃には、刺されたところがぷっくり膨らんでいます。ああ、やだやだ。家に戻り、すぐにチンキを塗ります。チンキはアルコールを含んでいるため容器には要注意で、アルコールOKのボトルを使うこと!(でないと、ボトルから何か溶け出すらしいです)自家製なので、惜しげもなく、たっぷりと。チンキにはいろんな野草(ミント、スギナ、ヨモギなどを摘んできて常備してあります)が使えるし、何のチンキでもそれなりにいい感じです。できたらドクダミがおすすめ。これでおさまることもあるほど。だけど、もし、すでにちょっと掻いてしまった時は、これではおさまらないことがあります。

4、こうなると、ティーツリーのアロマオイルを垂らして塗りこみ、チンキを化粧用コットンに染み込ませて湿布。そしてテープで止めます。良い子は薬局でサージカルテープを買ってくださいね。わたしは、文房具がすぐ手元にあるので、セロテープです!見た目もなにも、あったものではなく、とにかく痒いのが困るので、すばやくセロテープ。

こうすると、痒みでむずむずして思わず触ってしまいかけてもガードできますし、服が擦れても痒くない、その間に自然の成分が効いてきます。

コットンなんかすぐに用意できないよーという方は、さっきのヨモギを持ち帰ってコットンのかわりにヨモギを貼ってもいいですよ。

5、すると、どうでしょう。30分ほどで痒みが消えて、傷跡も残りません。いやー、助かる助かる。

ここから少し説明しておきますね。



チンキ作り、わたしの場合。まず、日々のお買い物をするときに、果実酒用のホワイトリカーを買っておきます。ここが基本。焼酎はアルコール分が足りないようです。ウオッカならアルコール度数が40%のものがありますから、さらにいいかもですが、ちょっと勿体ない(笑)。消毒用レベルのものを作るなら薬局でアルコールを求めます。が、日常使いするために、わたしの結論はホワイトリカーでした。

さらに、100円ショップあたりでチンキ作り用のガラス瓶を買っておく。もしくはジャム瓶などを捨てずにストックしておく。むやみに大量に作ったところで、それほど消耗するものではないので、コップ1杯分のサイズで十分でした。ガラス瓶は、何個か持っておくと野草のバリエーションが楽しめますから無駄になりませんし、あらかじめ購入しておくのです。いざというときに道具が揃っていないと、チンキづくりをする気にならないんですもの。

ホワイトリカーとガラス瓶(プラスチックはやめたほうがいいと思います)。これさえあれば、トレトレの野草を軽く洗って水分を拭き取り(水分は腐敗の原因になりやすいため)、ボトルにつめつめにしてからホワイトリカーを注いで2週間保管するとチンキができます。ホワイトリカーを注いだら、しっかり蓋をして、マスキングテープに日付と野草の名前を書いて、貼って。
だって、似たようなチンキが並んでいても、どれが何だか、全く覚えてられませんのです。一度作ってしまえば、頼もしい夏の味方。スキンケアにもすごくいい感じです。スベスベしますよ。

ある人が、ドクダミスプレーをしょっちゅう使っていたら、そこだけスベスベして白くなってきたとのことでした。ドクダミはちょっと効果が高いのかな。(風のうわさ)

わたしの場合、ホワイトリカーを直接肌に塗っても、全然平気なのでそうしていますが、肌が敏感な人は水で薄めるなど自分に合う方法でどうぞ。水を入れたら保管は冷蔵庫のほうがいいでしょうし、早く使い切ってほしい。わたしはめんどくさがりやなので、常温で保管できるホワイトリカーをじゃんじゃん使っています。

最後要注意。アロマオイルは、原則的には素肌に使ってはいけません。

と、さともだちのクレメンツさんから戒められています。その中で、素肌直接OKと教えてもらった抗炎作用のあるオイルがティーツリーとラベンダー。どちらも使ったことがあります。そしてどちらも、しっかりと効果を実感できました。素肌に使うので、無農薬栽培されたハーブを原料にしているかどうかは気をつけています。なので、安いからといってアロマオイルなら何でもいいとは思いません。そのあたり、皆さまもご注意くださいませ。

お読みくださり、ありがとうございました。わたしの夏の虫刺され体験的対処法でした。



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