プロとして執筆業をしている方でなくても、取材して書くということを担当される場合はあるものです。そういう人は、書くことがお好きな場合が多いことでしょう。だって、嫌いだったら、なんとかして逃れますよね。引き受けた時点で、はやりどこかで「やりたい」という気持ちがある方だと思います。でも、今ひとつ「これでいいのかな?」とか、「伝えたい思いがあるのにうまく文章になっていないような気がする」という思いがあったりされるようです。そんな方のご相談にのるお仕事をたまわりました。
あなんがやることですから、さとび的な分野のことに限定されますが、頼んでくださる方は、「我々の価値観を理解してくれるから頼みたい」というふうにおっしゃってくださいました。
そんな時代がきたのですかしらー。
文章の上達については、世間にたくさんのスクールもありますし、ネットにも情報はありますし、本もありますし、その気があれば(わたしなどの出る幕もなく)いくらでも学べると思うのですけれど、自然と調和して暮らすというスタンスで情報発信される方に寄り添うということであれば、お役にたてるのかなと思い、おひきうけしました。まだ、始まったばかりで、どうなるかわかりませんけれど、これも大切な経験になるのではと思っています。書き手となる人の思いの表現のサポートや、媒体の趣旨との整合性のサポートなど、実質的には対人コンサル的な内容になりそうで、そういうことであれば、いつもやっていることですので、何か貢献できたらいいなと思っています。
お仕事としては、このようなケースは初めてですが、頼んでくださった方を信頼しているので、喜んでやらせていただきます。
今日はうちあわせで、3名の書き手の方とお会いしました。その中で、さとびをわざわざ買い求めてくださっていた方があり、「取材した事実だけでなく、書いている人の思いが伝わってくるところがいいなと思った。記事にあるものを実際に買ってみたいと思った」というふうにおっしゃっていただけて、嬉しかったです。さとびのスタイルは報道文とは少し違っていて、書き手さんや取材対象となる事実に含まれた人肌感を大事にしたいと思っていまので、そのあたりを読み取っていただけて、ありがたく思いました。
文章で何かを伝えることが好きで、さとびのコンセプトが好きな方がいらっしゃったら、出会ってみたいです。編集部にコンタクトしてくださいませんか。もしよければ、いつかいっしょに記事を作りませんか。
さとびに原稿を書く人が、もっと増えたらいいなあと思っています。扉には、鍵はかかっていませんので、どうぞノックしてみてください(^^)
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