『TEtoTE MARCHE2024』

春先のこの時期に、年に一度、小さなマルシェをしております。

TEtoTEのインスタグラム等で、開催のお知らせや報告をしています。

https://www.instagram.com/p/C3xSu4bPJoO/?hl=ja&img_index=1

さとびこのFBや、アナンの個人FBでも報告いたしました

https://www.facebook.com/satobico

実際には、もう少したくさんの写真が集まってきておりますので、スライドショーにでも残せたら（後日記＝さとびvol.57 特集で振り返りました）と思っています。ゆるく、お待ちくださいませ。

今年は２月24日土曜日、天気予報によると前日も、翌日も雨で、土曜日だけが曇りに。
前日の準備も冷たい雨が降り、心配しましたが、なんと当日だけが奇跡のようにいいお天気でした。

近年は、ほんとうにマルシェが増えましたね。さとびも、過去にこの傾向に注目して、マルシェの記事を作ったことがあります。10年前くらいですと、プロのマルシェ主催者の方が多くの出店者を集めて開催される例か、地元の方の手作りバザーのような例が多かったように思います。
それがだんだんと、オシャレになってきて、マルシェのひとつの「型」のようなものが見えてきました。それを参考に？見習って？各地で「地域活性化」「人を集める」という目的のためにマルシェが増えていったように思います。

TEtoTEは、地域活性化も人が集まることも、結果的にそうなるのでしたら嬉しいのですが、そこが目的ではないために、昔も今も小さく開催しています。あ、そうなんです、第1回目は２０１７年に開催しており、そこそこ続いているイベントなのです。

目的は、作家さんと使い手さんの関係性を生み出したいということ。その結果、ものが生まれた場所から使われる場所までの距離を短くしたい（つまりエコロジカル）ということ。関係性を生むには、適切な「ちいささ」が必要だと感じています。

今はなんでも輸入なしには経済がなりたちませんが、その中で、大好きなものくらいは、距離が短くなったらなあと。

大切にしているのは、その日一日、出展（店）者さんもご来場のお客様も、居心地のよい一日を過ごしていただきたいということ。
主催者はへとへと、出店者は赤字、お客様も歩くだけ…というマルシェもあるものです。なんとか、誰もが「来てよかった、出てよかった」となってほしいと心掛けております。それができるのは、さとびを通じて育ててきた、昨日今日ではない信頼関係のおかげ。さとびがなくてはできないマルシェです。

写真はほんのワンシーンですけども。

ご高齢の方や子供さん連れの方、女性グループ、お一人の男性、いろんな方がしばらくの間この空間を楽しんでくださいました。

「また来年も出たいです」「春の楽しみ行事です」「自分自身が楽しみたいと思っている」とおっしゃってくだださる出店者さま、お客様、空間コーデイネートしてくださった岡本みちやすさん、さとびを支えてくださっている皆さん、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。