来月発行の春号に、あたらしい連載が掲載されます。
これまでのさとびからすると、ちょっと珍しい?観点からの記事になりますが、畿央大学で看護医療学科教授、健康科学研究科 教授をつとめられ、母性看護学、助産学を専門とされる岡いくよさんに、長年の研究とマタニティークラスという実践から生まれてくる思いを綴っていただくことにしました。
編集部あなんは、岡さんのことはお互いの子どもたちが小中学生の頃から存じていました。
今は大学教授ですが、それ以前からずっと産前産後のママたちの心の支えとなって、活動をされてきたことも、遠くから見ていました。
今、少子化といわれて久しくなりました。2023年の出生数は72万7277人で、前年より4万3482人減少し、出生率は1.20と、統計を取り始めて以降最も低くなったそうです。学校の統合も進む一方ですね。
その一方で、若者が自殺で亡くなっています。2020年における15~19歳の死因の約半数が自殺でした。その理由に孤立があげられています。こんなことがあっていいはずがない。
日本の子どもたちは、貧しいとされた時代にあっても笑顔が輝いていたといいます。今よりも、もっとおおらかな環境で、地域の中で育っていました。
誰もが孤立しがちで、インターネットを介したつながりが増える現代こそ、地域で生まれた赤ちゃんや、父や母になったばかりの若い人たちに、あたたかい眼差しを持ち続けたいですよね。今の赤ちゃんやパパママたちに接する現場経験の豊富な岡さんにエッセイを書いていただくことで、子育てステージを終えた人たちにも、ちいさな命への思いやりが膨らんでいってほしいとの思いから、企画しました。
でもまだ、タイトルが決まってないんですけどね。
今は入稿が完了し、ページづくりの準備が進んでいます。
わたしなどは、孫がいないことも手伝ってか、街かどで赤ちゃんを見るとしばしみとれてしまいます。平和な、愛しい気持ちにさせていただける赤ちゃんは、魔法のオーラに満ちていると感じます。
でも自分も初めての出産や育児のときは、何もかもがわからないことだらけで「これでいいのか?これは正しいのか?」と焦る気持ちがあったことを思い出します。それは、時代が変わっても同じかもしれません。はじめての育児が、若い両親にとってもしあわせなものになりますように。地域の人たちが、そっと心をよせて応援していただけますように。
100年住み続けたい奈良のために、たいせつなテーマと考えて連載をはじめます。
岡さん、よろしくー!
赤ちゃんが好き過ぎる岡さん