暑いですけど、立秋を過ぎた頃から、朝夕が、少し過ごしやすくなりましたね。
畑活を明け方にできない日があり、9時を過ぎてから「ちょっとだけ」のつもりで草を刈っていたら1時間で頭痛がし始めました。「こうして熱中症になるのだろう」と、未練たっぷりな気持ちをおさえて終了。ふらふらしながら、日陰で水を飲んで休んでいたら、復活できました。油断できませんね。
地球温暖化とか異常気象とかいう言葉がもう、麻痺するくらい当たり前になってきています。
そんな中で、何かのタイムラインで見かけた話ですが、日本が40度近い日に、周囲の国はそこまでいってなかった(30度台ではありましたが)という画像をチラッと見かけました。
そういうのって、どこの資料をもとにしているのか書いてないことが多くて、自分で確かめにくいですよね(笑)
ですが、それをきっかけに、メガソーラーやアスファルトは相当に日本をあっためているのだろう、ということは思ったのです。
ソーラーパネルの表面は80度くらいになるそうです。近年、メガソーラーが増えており、トラブルや、無責任な実態なども問題になってきています。日本て、国土面積に対するメガソーラーの割合が高いらしんですよね。再生可能エネルギーだったらメガソーラーでもなんでもいいのでしょうか。森林が二酸化炭素を吸収してくれるんじゃなかったんでしょうか。だから森林を守らなくてはいけないんでしたよね。でも実際は森が壊れて、再エネ賦課金を払うわけですよね。みなさんはどう思われますか。。。
畑活をしていると、雑草を全部なくしてしまうと土が乾いて野菜の元気がなくなるのがわかるんですね。水やりは雨に頼っているので、保湿と野菜の頑張りが大事になります。
ある程度草を残し、刈った草は必ずマルチに。土を裸にしないことで、裸地よりはるかに保湿でき、微生物も生きやすい環境になるのです。山にも通じる話ではないでしょうか。メガソーラー…むごいことです。面積が面積だけに。。。(どうしてもという方は、自宅で設置されてみてはいかがでしょうか。メガソーラーよりプチソーラー)
そのメガソーラーが設置されている箇所と気温が40度超えするような場所が、リンクしているそうです。メガソーラーについて考えなおしていただけるきっかけになればと願います。土地の所有者さま、許可を出される行政さま、投資家さま、企業さま、どうか、よろしくお願いします。
メガソーラーの問題点については、最近は簡単に見つかるようになってきました。問題解決にむけて実際に行動を起こす若い世代の方たちも現れてきていますね。エールを送りたい。
いつか、「これはよくない」という世論が広まり、増えなくなったり、撤去されたりする日が来ることを願っています。そして、環境に負荷をかけずに現代社会をまわしていける、いい意味での技術革新が進むことを願います。
アスファルトが熱くなるのも、相当なものですよね。水まきするにも限界がありますし、水道代もかかりますし。。。やはり、ですね、樹木があると日陰ができて、蒸散もしますし、全然違うと思うんですよ。うちの近所の公園にも大きな樹木があり、日陰と日向では全然違うのを体感しています。街路樹の枝も強剪定せずにすかし剪定にしていただき、枝が木陰を作るようにしていただけたらと思います。行政さま、園芸土木行者さま、いかがでしょうか。。。
個人レベルでも、忙しい生活をちょっと潤す気持ちで、家の周りに緑を増やしてみませんか。各家庭の緑が増えたら、街が緑化できますよね。。。。(妄想)まあ、好きじゃないと植物の管理って負担でしかないでしょうから、好きな人だけでも!(^^)
エネルギー使い放題や便利追求一辺倒でなしに、ちょっと考えて使うことで、「世界を変えるなら自分から」ができるんじゃないでしょうか。
ではでは、もうしばらく残暑が続きますけれど、体調を整えながら参りましょう。
さとびごころ vol.39 (2019 autumn) 特集 街路樹考察
街路樹は街の森、と思ったときに企画した特集