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vol.61|「奈良を盛り上げたい」曽爾村で農ある暮らしとスイーツづくり-岡本太材さん。風は奈良から。

さとび春号(vol.61)で連載「風は奈良から」のゲストにお招きしたのは、岡本太材(おかもと・たかき)さん。おとなりは妻の梨衣さん。

曽爾村を拠点に、オーガニックな農業とスイーツづくりをされており、あちこちのマルシェで出店されているところに、これまでさとびもちょくちょく遭遇してきました。曽爾村での映画の上映会ではスイーツの味が全くもってあなんの好きなタイプだったので感動し、奈良フードシェッドでも買わせていただき。それから昨年の「かつらぎ恵み市」ではさとびのブースのすぐご近所でした。いろんなマルシェやイベントに積極的に出店されていますので、読者の方もご存知ではないでしょうか。

2024年のかつらぎ恵み市にて

※「風は奈良から〜さとびごころ×七つの風」は、プロジェクト粟・三浦雅之さんとさとびごころ編集長・阿南セイコがホストとなり、毎回、奈良の風と呼ぶにふさわしい多彩なゲストをお招きして対話する企画です。

ゲストとしては夫の太材さんとなっていますが、取材にはご夫妻でいらしてくださいました。妻の梨衣(りえ)さんにも、記事の中にチョコチョコ登場していただいています。

実は、岡本さんは三浦さんが大変懇意にされている岡本彰夫氏(春日大社元権宮司)のご子息でもあり、三浦さんとも親しくされている方です。あなん的には、かつて編集委員をしていた「あかい奈良」という奈良の地域マガジンの取材で岡本彰夫氏に大変お世話になったことがあったりします。

岡本さん夫妻が曽爾村を拠点に活動を始められたことは存じていましたが、それまでのプロセスや思いをゆっくりと伺ったのは、今回が初めて。おだやかな印象の岡本さんは、直接会話してみると「人と話すのが好き」とおっしゃるとおり、とてもきさくで朗らかな人です。

今の活動の原点は、大阪の高校に通っていた時のちょっと悔しい思い出に遡るのですって。

それを跳ね返すように、「将来は奈良を盛り上げたい!」とコミットされて…。曽爾村で独立されるまで、仕事や住まいが変わっても、これはぶれることがなく、これまた外見からは意外にも、ロックな魂をお持ちでした。盛り上げる=地域活性化という言葉は、もう、いろんなところで度々耳にするものですが、岡本さんにとっては単なるおきまりの文言としてではないのが感じられました。

また、「あまり人に話したことがない」というお話もしてくださいました。それを、今回の記事では、快く「書いていい」とおっしゃっていただけたんです。

でもここであんまり書くと楽しみが減りそうなので、我慢します!岡本さんのお話、春号でゆっくりとお読みになってみてくださいね。「Oyatsu somaya」のおやつが、いっそう味わい深くなることでしょう。

スイーツづくりは梨衣さんがメイン。岡本さんは計量や段取りでサポート。
岡本さんにとってはルーツとなる曽爾村ですが、奈良市からの移住者であり、まだまだ少数派の自然な栽培方法で農業をされているため、最初は「いろいろ言われた」たんだそうです。でも、最近は「おいしかったから」と、苗の注文も来るようになりました。

取材時のようす

取材は三浦さんのお店である清澄の里粟で行われました。
対談のあとは、写真撮影が必須です。

(ちなみに、清澄の里粟さんでも、さとびごころをお取り扱いいただいています。粟さんに行かれることがありましたら、本棚周辺をチェックしてみてくださいね)

ゲストのポートレートはいつも三浦さんが撮影してくださいってます。ナイスなタイミングでカシャ!

完成写真はこちらです

取材の途中からは、三浦夫妻、岡本夫妻、役得の?あなんも混ぜていただき、お食事までご一緒させていただきました。三浦さん、陽子さん、本当にありがとうございます。とても美味しくてしあわせでしたー。

この日、岡本さんは「これ、わかります?」と豆の種を持ってこられました。三浦さんは一目見るなり「祭り豆や!」「やっぱりそうだったんんですね」と岡本さん。農のお話は熱がこもります。


またどこかで、「Oyatsu somaya」と出逢われましたら、プラントベースのやさしい味わいのスイーツをぜひお求めくださって、「さとび、読みましたよ」などとおっしゃっていただくと、編集部は密かに大変喜びます。ぜひ、さとびを口実につながってみてくださいね。そして、曽爾村へもお越しください。美しい村ですよ…(今あなんの脳内に曽爾村の風景がうかんで広がっています…)。

近い将来は、人と話すのが大好きな岡本さんのアテンドでスイーツつきの曽爾村ガイドを体験できる日がくるかもしれません。岡本さんの今後の動向を要チェックですね。


Oyatsu somayaに関してはこちら
https://www.instagram.com/oyatsu_somaya

畑と農に関してはこちら
https://www.instagram.com/hatake_to_nichijo

日本全体を見ても、奈良で農業をされている方のお話をうかがっても、農地を諦められる方の数はどんどん増えていることを感じます。でも、さとびが出会うのは、非農家出身で、農業を自然や命とのつながりポイントととらえ、志をもって取り組む人たちです。また、農に直接たずさわることはなくても、健康のため、環境のため、食と農に高い関心を寄せる人たちがいらっしゃいます。まだまだ少数派なのかもしれませんけれど、こんな流れが広がっていけば、あたらしい時代が見えてくるように思います。ただ、残された時間はあと5年と言われています。多くの人に広がってほしいと願うばかりです。

さとび春号vol.61は、4月10日の発行です。もうまもなくです。ぜひぜひ、お求めください(^^)


4月10日からは、オンラインショップでもお求めいただけます。

4月中旬からは奈良市内の三つの書店(ベニヤ書店、啓林堂奈良店、たつみ書店)・お世話になっておりますお取り扱いスポットでもお求めいただけます。

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