さともだちとは、「さとびつながりのお友だち」という意味でわたしが作った造語。
ライターさん、取材でお世話になって以来交流のある方、読者さんで直接つながりを持つようになった方、逆にもともと知り合いだったけれどさとび読者になってくださったことで深く理解し合えた方などいろいろです。あまり厳密に定義せず、さとびつながりであればOKのような、緩い意味の言葉でございます。
先日は、過去の特集でペンを奮ってくれたさともだち、新聞記者を経て現在はフリーライターの小幡直子さんと久しぶりに飲みました。昔から「おーちゃん」と呼んでいます。「あかい奈良」というかつて存在した奈良のマガジン編集部員として出会ってからのご縁で、自主発行していた「モリカワネイチャークラブ」というフリーペーパーでも連載していただいたり、のちにさとびに携わるようになってからも何度も快く取材執筆を引き受けてくださって大変お世話になっています。
小幡さんが関わってくださった企画(一部)
vol.32特集「地酒で味わう奈良」千代酒造の取り組みやコンセプトを紹介
vol.33特集「住み継ぐ暮らしとまち」久住一友さんが主宰する森ある暮らしラボの紹介
vol.36特集「縄文の奈良」縄文草創期の遺跡が発掘された山添村のこと
昔のわたし(あなん)は、やりたいことと、それを実行する力のなさとのギャップに苦しんでばかりで(まあ、それは常にそうなんですけど)、おーちゃんには恥ずかしい姿も見せたことと思いますが(汗)、お互いにリスペクトしながら時々こうして飲み会をしては、親交を深めてきました。年月が流れ、今はご家族の健康のことを一番に考えておられますので、わたしがあまり彼女の生活を掻き回したりはできませんが、執筆のお願いをしたら受けてくれるとのことでしたので、また登場していただきたいなあ。
出会って、つながって、時間をかけることでその人の良さや、本当のモチベーションをもって取り組みたいことなどがだんだん伝わってきます。その部分とさとびとの重なりを感じたときに、執筆をお願いすることになっていく…。時間がたてば、状況や考え方が変化していくものです。変化した先でも、重なるところがあり続けるのは、ほんとうにありがたいことだと思っています。
「お酒がけっして嫌いではない」小幡さん。また行こうね!企画会議しましょう。