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「民宿100年」…なんともさとびつながりな名前のお宿@上北山村で、森と温泉のリトリート泊&充電!

奈良では山焼きも終わり、そろそろ春が待ち遠しくなってきました。当日はオフィスで仕事。外でなにやら「ポン、ポン」と音がするので何かしらと思ったら、「あ、今日は山焼きの日だった」と気づき、東が見える窓をあけてみると、夜空に花火が。奈良らしい風景の中に日常の暮らしがあるって、なんだか贅沢です。

今日は、さとびのサポーターさんでもあり、時々さとびライターさんでもある小谷雅美さんが女将をつとめる、上北山村のお宿、民宿100年さんをご紹介したいと思います。あたらしい読者さんは、2023年に発行したvol.53で「小さな村に旅しよう」という特集をしたことをご存知ないかもしれませんが、その特集も雅美さんに寄稿をお願いしました。雅美さんについて詳しくはぜひ、vol.53を読んでみてください。「ちゃんと読んでなかったなあ」という読者メンバーさん、今一度ぜひぜひ。

vol.53特集の記事

タイトル:民宿を引き継いで見えた『小さいからこその宝石のような価値』を伝えたい」

見出し:30年続いた民宿を引き継ぐ/登山ガイドだったことから上北山村へ/コロナ禍での再出発/運命的な空き家との出会い/絶対に素敵な空間になる/進めるか?諦めるか?たどり着いた答えはモスモ(※)/「何だか面白そう」を積み重ねよう

※モスモ(mossumo)とは?日本有数の苔の宝庫である上北山村で、苔の楽しみ方を研究すると同時に、同村で「暮らしたい人」と「村」と「家」をつなぐ活動をする団体。代表は村民の久米恭子さん。

民宿100年。なんてさとびつながりな名前の民宿なんだろう!と感動して訪れたのが縁で、女将の雅美さんと出会いました。少し会話しただけでたちまち面白いトークに引き込まれました。さとびをお見せすると、面白がってくださって、サポーターになってくださり、さとびをバックナンバーごと閲覧できるよう置いてくださっています。

今回冬号(vol.60)の特集は、「温泉は薬でした」です。昨年秋号の特集は「森あるきはリトリート」でした。民宿100年さんは、この両方を満喫できる最高におすすめのお宿。

最近訪ねたのは、昨年の12月。vol.60の特集の中に上北山温泉が載っていたのにお気づきでしたか。その写真は、このときに撮影したんですよねー。

民宿100年は、改修されていますがもとの雰囲気がよく残され、なつかしい場所へ帰ってきたかのような空間です。

室内

畳のうえで寝ることが少なくなってきていますが、「なんて気持ちいいんだろう!」と実感します。家が大地と繋がっていて、きっとアーシング効果があると思うんです。森の精気にたっぷり包まれて、心身同時にデトックス。

宿泊すると上北山温泉の割引料金チケットがもらえますから、「チェックインしてから温泉に行く」をお忘れなく(チェックイン前に温泉に行ってしまったわたしからの助言です)。

料理は雅美さんの手作り。家庭的なんだけど、おもてなし料理。大満足しました。鹿肉は、村内にある「上北山特産加工センター」から。ずっと前のさとびで取材させていただいた村在住の猟師・原口さんは、今となっては雅美さんの師匠。

さしみこんにゃくも、とろとろの美味しさです。「道の駅で売ってますよ」と聞き、帰りにしっかり購入しました。

奈良県内の手作りこんにゃく食べ比べ、なんてしてみるのも面白いかも。グラタンも、春巻きも、めっちゃ美味しい。川の幸もいただけて、感動。

お米は村では栽培されていないので、村外から流通しています。このお米は山添村産でした。土鍋で炊いてあり、ふっくらつやつや。全部食べきれなかったのが惜しかった。

翌日は早朝に目覚め、お宿の周辺を散策。



神社があったり、川がすぐ近くを流れていたり。

わいわいガヤガヤでなくて、静かに歩きたいタイプのわたしには、本当に嬉しい環境。遠くまで歩かなくても、宿の周辺がすでに森と川の美しいシーンに囲まれています。

朝の散歩から帰ってきたら、朝食でした。少し体を動かしてから食べる朝食は、なお美味しいです。

連れていったバジルも、機嫌よく過ごしてくれました。民宿100年にも「ナツ」ちゃんという犬がいて、バジルとも仲良くしてくれます。(狩猟犬なのにフレンドリーなのでびっくりです)
一方のバジルは、人間恐怖症のままですが、雅美さんに少し慣れてくれました。

上北山村でのお泊まりは、編集部あなんが実際に泊まったことがあるところでは、「フォレストかみきた(温泉あります!!日帰りOK!!お湯のトロリ感と設備の清潔感が魅力)」と「民宿100年」ですが、どちらもおすすめです。気になるところでは、令和5年にリニューアルオープンしたWASAMATA HUTTE。その他、こちらのサイトに宿泊情報が載っています。

上北山村観光サイト 宿泊施設・温泉施設

さとび的なエコ贔屓もありで書かせていただくと、さとびのバックナンバー読み放題で、女将とお話しできる民宿100年には、今後とも継続して通うことにしています!

上北山村のゲストハウス民宿100年さんのご紹介でした。

民宿100年HP https://www.minsyuku100nen.com/

民宿100年.さとびサポーター.上北山村.温泉. 森あるき.清流. さとびvol.53.さとびvol.59.さとびvol.60.

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