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恵古箱ブック発刊。オープンから15周年のメモリアルなタイミングで完成しました。

今、やっと安らかな週末を迎えています。さとび夏号vol.63を発刊して、発送やお届けのバタバタのかたわらで、わたしは恵古箱ブックの最後の追い込みにかかっていました。

夏号で発刊のご案内をしたとき、実はまだ印刷直前だった恵古箱ブック。予定どおり7月25日に間に合い、このほど発刊いたしました。タイトルは『ご縁をつなぎ夢をつむぐ 恵古箱の扉』です。ひとりの女性が、ちいさな一歩を踏み出してからの15年の物語。かわいいものが好きな人。食を大切にしたい人。古く美しいものが好きな人。そして、自立した夢のある人生のために、ちいさな一歩を踏み出そうとする人。いろんな方に読んでいただきたいです。

誰よりも最初に見せたかった著者のめぐちゃんに、お届け。

うわー、嬉しい!と言いながら、ページをめくって、「ああ、こんなふうになるんですね」と喜んでくれて。もう、それだけでも作ってよかったと心から思えた。

インスタグラムで動画をアップしています。嬉しそうなメグちゃんの声、聞いてあげてください(^^)

意味不明の方のために、少し説明させてくださいませ。奈良のちいさな地域マガジンを作っておりますさとびこ編集室では、もうひとつの活動として「SATOBICO BOOKS」という冊子のリトルプレスをしています。さとびに掲載させていただいた方の中から、これからも残しておきたいと思えるテーマを選び、2023年からコツコツ発刊してきました。今回その5作目として、葛城市で人気の古民家カフェ「恵古箱」の物語をまとめたのが、この本です。

恵古箱の店主、著者の上山恵さんのプロフィールはこちら

1969 年大阪生まれ。奈良県葛城市で古民家カフェ「恵古箱」店主として、衣食住心を大切にしながら日々の営みが天と地をつなぐ祈りの行いであると信じ、心満ちるちいさな暮らしを楽しむ。2022 年より、よっつの恵み(食+暮らし+体験+学び)とご縁をテーマにした市民女性単独運営では県内最大規模と言われている「かつらぎ恵み市」を主催・企画・運営(現在まで5回開催)。生産者と消費者をつなぎ、恵みの循環を生み出す場を創造している。また、「みらいの食を考える会. 奈良. 葛城」発起人として子供たちの学校給食も地産地消&オーガニックへの普及と食と農の未来について考え、子供たちに安心安全な食を伝え、つなげ、広げる活動にも力を注いでいる。

恵古箱 
https://www.instagram.com/ekobaco.megu/

かつらぎ恵み市実行委員会 
https://www.instagram.com/katsuragi.megumi_ichi/

みらいの食を考える会. 奈良. 葛城 
https://www.instagram.com/mirai.shoku.nara.katsuragi/

少しだけ、BOOKの内容を紹介させてください。もう、全部見てほしいんですけど、やっぱりお買い求めいただきたいので、がまんがまん。

まえがき。あなんの思い。
恵古箱のなつかしいシーンも載っています
2025年の恵古箱も
古道具のお店として始まり、今ではヴィーガンランチが人気のカフェに。
冊子の中であなんが一番好きな、店主メグちゃんの笑顔

こうしてみると、写真ばかりのように見えますが、過去記事を再編集して掲載したり、あなんやメグちゃんの書き下ろしがあったりして、読みものとしても存分に楽しんでいただける内容になっています。

CONTENTS

Chapter 01  恵古箱の扉が開くとき……………P05
Chapter 02  地球をたいせつに 自分をたいせつに……………P22
Chapter 03  食に願いを……………P36
Chapter 04  ご縁の箱……………P46
Chapter 05  Action – 葛城を素敵に活性化したい……………P56
Chapter 06  Action – 地元の学校給食を地産地消に&安心安全に……………P64
Chapter 07  interview – 見えないものをたいせつに……………P72
 
恵古箱メグの記録(コメント・上山恵)……………P76
あとがきにかえて(文・阿南セイコ)……………P78
あとがき(文・上山 恵)……………P79

恵古箱ブックのことは、過去にも記事にしていますので、繰り返さないでおきますね。よかったら、お読みください。

めぐちゃんも、早速インスタグラムで紹介してくださいました。

2025年7月25日

獅子座の新月の
夜もふけた頃

さとびこ編集室の編集長
阿南セイコさんが
ずっしりした段ボール箱をかかえて
自らお届けくださいました。
@satobico

季節はずれの
阿南サンタさんです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)
帯からみえる表紙は
plustenさんに製作していただいた
恵古箱の看板
@f.d.plusten
さらに
わたしのまんまるな横顔。

ちょっぴり
はずかしい気持ちがありながらも
ページをめくるたびに感じる
紙の質感や
たくさんの写真と共に
綴られた言葉たち。
こうして
1冊の本になっていることが
信じられない。
奇跡です。

昔の自分のことを紐解く作業は
苦しくもありましたが
楽しくもありました。

昔のわたしの写真や
このおうちのビフォーなども。
この本は
わたしのことを
とりあげていただいていますが
たくさんの方とのご縁と関わりからなる
喜びの1冊です。

こんなに素敵な本にしてくださった
SATOBICO BOOKSさん
心よりありがとうございます。

今夜は
こちらを抱いて眠ります(笑)

みなさま、恵古箱へいらしたなら、ぜひ恵古箱ブックもお手にとってみてください。

さとびこオンラインショップでも、販売開始しました。
これまでに発刊したSATOBICO BOOKSや「さとびごころ」も並んでいますので、覗いてみてくださいませ!

ご縁をつなぎ夢をつむぐ 恵古箱の扉

B5サイズ(ヨコ)フルカラー
本文80ページ
¥2,200(税込)
上山恵 著 阿南セイコ 編著

発行 さとびこ編集室


SNSや電子書籍などがメインとなっている時代に、紙のリトルプレスを作るわたしは時代遅れの人なのかなあ。だけど、手にとって、さわって、ページをめくって、読んで、眺めて…この楽しさはブックでしか味わえないって、やっぱり思う。

自分で企画して、取材して編集して制作して、ちゃんとした印刷物として発刊することは、16歳の時のわたしの夢だった。当時は、手書きで作って回し読みしてもらっていた。16歳のセイコ、ほら、今やってるよ。約束を果たしているよ。ただし、その時見えていなかったことは、採算っていうこと。現実的には、そこが壁。と、わかっていても、それでも作りたいんだなあ、わたしって。だから、誰かが喜んでくれたら、生きててよかった級に嬉しい。

SATOBICOBOOKS

ご縁をつなぎ夢をつむぐ恵古箱の扉

上山恵

恵古箱ブック

阿南セイコ

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