4月になりました。さとびvol.春号、最終チェックを終えて印刷工程へ進みました。この時だけは、小休止。そんなときは畑活に限ります。
冬の間、じっと耐えていた緑たちが、めきめきと動き始めました。カラスノエンドウがここ数日でビョーンと伸びて、ヒメオドリコソウやホトケノザの数も増え、シロツメクサの葉っぱがマルマルしてきています。
多年草のハーブは、茶色く枯れたように見えていたのが新鮮な葉っぱを広げ始めました。
レモンバーム
タイム
ハーブはこのほか、ローズマリーが安定の元気さ、ラベンダーがからくも生き延びています。ブルーサルビアも小さな葉っぱをのぞかせており、アップルミントも頭を出しました(これは要注意や!)。
わたしは気になっていたことがあるのです。じゃがいもを植えたっきり、うんともすんとも芽生える気配がないようで。昨年は寒さで新芽が凍傷になってしまったので、今年は少し遅めにしたんですね。そのじゃがいもさんが眠りから醒めない。。。。
しかし、今日やっと先発の芽生えを確認しました。これから、後発隊も続いてくれそうです。
そして夜になり、晩ごはんも終えて、昨日の友人との会話を思い出しています。話題は、お米の値段のことでした。実は、あなん家は超幸いなことに市場価格よりも良心的な価格で農家さんから直接譲っていただいており、スーパーで買わないため今の値段をよく知らなかったのですが。
友人いわく
「農家さんのところに、全量を高価で買い付けにくる業者がいる。農家さんは親戚等の身内のお米は残すけど、直接買ってくれるユーザーさんよりも高く買い付けてくれる業者さんに出すことがあるみたい。そうすると、今まで直接農家さんから買っていた人も、売ってもらえなくなり、スーパーで買うとすごく値上がりしていて、、、子育て世代などはしんどいやろなあ」
そこで調べてみました。コロナ前から今年に至るまでのお米の価格(出典)。
うわ、去年から今年にかけて、すっごいです。こんなに急に高騰すると、大変ですね。
5Kg4200円台。高いと感じるのは、過去の安い価格に慣れ親しんできたから。さとびを作っていて、農家さんと会話することがありますが、この価格でやっと「まあまあやっていけるかな」という感覚だそうです。今までが安過ぎたとも言えそうなのです。
業者さんには変な買い占めはしてほしくないのですが、そういう人は民の声など聞く耳はなさそう。買い占めて、どうするのかな。きっと、ビジネスチャンスなんでしょうね。
わたしたちにとってのお米。たしかに毎日食べるお米が高くなるのはしんどいことですが、パスタやパンに比べたらどうなんでしょう。飲み会に比べたら?スマホ代は一家で毎月いくら?命にかかわらないことで、使ってしまっているお金もあるのでは???と、考えてみるのはどうでしょうか。お米は貴重なもの。大切に食べないともったいないもの。この機会に、そんな感覚を呼び戻してみませんか。
お米中心の和食生活はローコストに栄養バランスを整えやすいのです。安いだけなら、ほかにもあるかもしれませんが、お金と栄養、トータルにみたら和食生活はリーズナブル。
そんなことを思いました。
けれど、これからもっと高くなるという説も耳にします。あるいは、「お金があっても食べものが手に入らない」事態もありうるとも聞きます。そうなると、自分で作るしかないでしょう。けれど、農に接点のない人が急に稲作をするのは(田んぼもなく栽培技術も農具もなく)無理です。やはり日頃から農に関心をもって応援し、農家の方との信頼関係を築いていくことが大切になるのではないでしょうか。「業者に売ってしまったから、ない」とおっしゃる人ばかりではないはず。そんな方に、適切な金額をきちんと払って買わせていただく、ということが大事になってくると思えてなりません。
まもなく発行のvol.61春号は、畑活をとりあげました。食の時給、農や農地のこと、いっしょに考えてみませんか。そして、もしよかったら畑活デビューしてみませんか。
最近、すっかりお米生活です。春になっても寒い日は、我が家はお鍋。そして翌日はおじや。スープに溶け込んだ具材の栄養をまるごといただくおじやは最高。しかも、手間要らず(^^)
最低限お米と野菜があれば(と、調味料)があれば生きていけそうー!大地と太陽に感謝。
PS
次の投稿から、春号のお知らせやご案内を始めますー。
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