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奈良の食と農を考える二日間。1日目のトークセッションに呼んでいただきました。

3月22日(土)・23(日)、奈良の食と農を考える二日間にわたるイベントが奈良県コンベンションセンターで開催され、1日めのトークセッションに呼んでいただきました。


1日めはトークセッション登壇者の一人として
2日めは一人の聴講者として(鈴木宣弘氏講演)
行ってきました。

ご報告とお礼かたがた、投稿いたします。
SNSでも、とりいそぎお伝えいたしました。
https://www.facebook.com/satobico(1日めの報告)
https://www.instagram.com/p/DHhH_r0TnfT/?img_index=1(2日間の報告)

satobico.jpにお越しくださった方にむけては、少し詳しくお伝えいたします。このマイナーなサイトにお越しくださり、ありがとうございます!

このイベントは…主催が奈良県コンベンションセンター様ですが、1日目は【協力】のコープ自然派奈良さんが段取りをされていました。2日めは、主催者に含まれている「ならコープ」さん等が中心に動かれているとお聞きしています。まずは、わたしが直接関わらせていただいた1日目を中心に書きますね。

1日目、天平マルシェと同時に行われたトークセッションは、「奈良の学校給食を考える会総会記念」という位置付けで開催され、「学校給食をオーガニックに」と活動されているみなさんが関わっていらっしゃいます。さとびをお取り扱いいただいている恵古箱の店主、メグちゃんこと上山恵さんが主宰されているみらいの食を考える会.奈良.葛城もそのひとつで、企画会議の中であなんの名前を挙げてくださったのだそうです。

最初にお声がかかったのは、そのメグちゃんからでした。

関連した余談
メグちゃん企画のイベント(かつらぎ恵市・夢みる給食上映会)

わたしはメグちゃんを全面的に信頼しておりまして、内容をよく理解しないまま無条件に「OK!」と言ったのですが、実際にコープ自然派奈良様から依頼のメールが届いたときは、「わたしでいいのかな?」と思ってしまったことは告白しておきましょうー。


「奈良の学校給食を考える会」とは? コープ自然派奈良様と農民連様が共同で立ちあげられた団体だそうです。そして、奈良県下で志を同じくする団体がゆるやかに協力しあい、活動をされているようです。どうりで、農民連のメンバーさんと出会った際には、みなさん「学校給食をオーガニックにする動きに協力したい」とおっしゃっていたことが、腑に落ちました。

これらを説明してくださったのがコープ自然派奈良の理事長、上市香織さんでした。お名前は存じていたものの、面識がなかったので事前に「一度会いましょうという」ことで、お会いしてみると、とても気が合うのです。安心しました。これで、気持ちよくお仕事できそうだ、と思いました。

1日目のトークセッションは2部に分かれており、1部のゲストのみなさんも、全員存じている方たちでした(健一自然農園・伊川健一さん、山口農園・山口貴義さん、山添村村長・野村栄作さん)。タッチ交代で2部は、清澄の里粟・三浦雅之さん、やまと薬膳・オオニシ恭子さん、そしてあなんです。

うちあわせ風景をメグちゃんが撮ってくださってました。

自己紹介のあと、トークセッション

いつも撮る側ばかりで、撮ってもらえる機会が少ないので、ありがたい一枚です。メグちゃん、ありがとうございます。


オオニシ恭子さまは、過去にさとびでお名前を掲載したことはあったのですが、お目にかかるのは初めてでした。小柄で、チャーミングな先生です。

32年間ヨーロッパで活動されていたことは存じていました。その当時は、チェルノブイリの事故で多くの方が食に目覚め、日本人の食を学びたい人が多く、ひたすら助けて回られたのだそうです。日本には、東日本大震災をきっかけに帰国され、福島県で食を通した支援をされたのち、桜井市を拠点に活動されています。目標は世界への発信だそうです。また個人的にもお話を伺ってみたくなりました。

もうひとりの三浦雅之さんは、さとびでは何年も連載でご一緒している間柄ですので、大船に乗れました!三浦さんは年間50回もの講演をこなされていて、もう、慣れていらっしゃいますので。
限られた時間内に、もれなく濃厚なトークをしてくださり、たまにわたしにもパスを出してくださったりして、とてもやりやすかったです。三浦さんの活動は最近の著書を、ぜひ

次号vol.61のさとび特集とも関連する「シェフズファームプロジェクト」(vol.60の連載「風は奈良から」にも出てきますのでお持ちの方はチェックを)の件も出ました。広がり続ける遊休農地との向き合い方としての切り口で、示唆に富む取り組みをお話いただきました。ミシュランで星を取られるようなレストランのシェフさんも、三浦さん主宰のシェフズファームでは、農の人!ちいさな農業をシェフさんが実践されている様子をうかがいました。また、伝統野菜が残る地域の特色として、健康寿命の長さも指摘されていました。

寿命だけが伸びても、管に繋がれたままでは、生きる喜びが減ってしまいます。農的生活の価値を語っていただけて、みなさんうなずいていらっしゃいました。
さとびがよく言う畑活の話にも通じます。まずは自分たちからできることをやり、健康になり楽しくなっていきたいものです。

なお、その日はなんと、三浦さん、その足で令和6年度奈良県農業振興功績大賞を受賞され表彰式へに向かわれるとのことで、予定ピッタリに終わらなかったら途中退場になるところでした。

シンデレラのように時間制限のある三浦さんのご退席には、無事に間に合いまして、記念写真もとっていただきました。


追記:三浦さんからは当日のうちに、表彰式の写真を送っていただきました。三浦さん、この度の大賞受賞、おめでとうございます!

ちなみに!公益財団法人農業振興会館様も、そして左手にお立ちの下浦様も、どちらもさとびのサポーター様です。いつもありがとうございます!!!(奈良のキーパーソン=さとび読者メンバー率の高さに自分で驚きます)

終了後は、新しい出会いや、お会いしてみたかった方との対面、お馴染みの方との久しぶりの再会などなど、楽しかったです。

コープ自然派奈良公式さんが、マルシェの様子をリール動画で公開してくださっていますので、「どんな雰囲気だったのかな?」と思われるかたは、こちらもどうぞご覧ください。

帰りぎわ、会場の向かいにある奈良蔦屋書店をふらふらしておりましたら、参加者の方から声をかけていただきまして、すっかりフレンドリーに。さとびこブックスが店内にあるということで、来店されていたようです。ご案内さしあげましたら、2冊も買ってくださいました。ありがとうございます。直接ご購入いただくのも嬉しいのですが、奈良蔦屋書店さんがせっかくお取り扱いくださっていますので、ちゃんと動いて欲しいという思いもあり、とてもありがたかったです。

2日めは、さらにたくさんのブースが並ぶマルシェと、鈴木宣弘氏の講演会・&リレー報告会がありました。長くなりましたので、次の投稿にしますね。


後日、上市さんからトークセッションを聞いてくださったみなさんからの感想をお寄せいただきました。「本当に素晴らしい時間になり、感謝の思いでいっぱいです」とおっしゃっていただきました。他のお二人の内容がすばらしかったということでございますが、あなんのファシリテーションもご好評いただき胸をなでおろしております。

(シェアしてもよいという許可をいただけましたら、こちらでも紹介させていただきますね)


さとびvol.61

三浦雅之

食と農

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