さとびごころ vol.56 (2024 winter)
2024年1月10日、新年最初のさとび、発行しました。本年もよろしくお願いします。
特集 お米が食べたい
奈良県内、いや日本中のあちこちで「今、稲作を支えている高齢者の方が引退していけば、田んぼのある美しい風景を維持することが難しくなっていくのでは」という声が切実に聞こえてくるようになっています。
かたや、人々は、「食品が確かに高くなった」「節約しているけれど以前よりも食費がかさむ」と実感しています。お米こそ、ローコストで体にいい食べもの。
ごはん、お餅、米粉フード、米粉スイーツ、米麹、糠、籾殻、そして藁。
お米のあれこれを集めました。
米粉パン名人や
米農家さんの
お話も伺ってきました。
田んぼを守り、食料自給率を守り、健康的な食生活につながるお米粉。
今お米が食べたい。そんな方に贈ります。
新連載「奈良の地酒と『テロワール』をめぐる物語」もご注目ください。
今回も、原稿をお寄せくださったみなさま、おかげさまでまたひとつ発行できました。編集部には、「あの記事が毎回楽しみ」と言ってくださるお声が届きます。(その都度、執筆者様に届けるようにしています)
これからも、さとびの紙面で思いを伝えてくださいませ。
そうしたページが重なって、人々の「自然にも人にも、やさしくありたい」と望む心を育てていけたら…と願っております。
CONTENTS
04 特集 お米が食べたい取材・文 編集部
05 和食礼讃 ご飯さえあれば、なんとかなる
06 米粉生まれのおいしいもの おやつ編 フード編
08 あれもこれも米と米麹
09 米は副産物までもがすごい
10 米農家さんに会いました
[連載]
02 《 PHOTO ESSAY これからの、これから》
No.18 冬休みの罪と罰。 by 都甲ユウタ(フォトグラファー)
12 《新連載・奈良の地酒と『テロワール』をめぐる物語》
第1 回 つながる物語 河口充勇
14 《風は奈良から〜さとびごころ×七つの風》 #14 自然の中に身を置くことが学び
GUEST クレメンツかおりさん(精霊の森主宰) HOST 三浦雅之・阿南セイコ
18 《杉さんの里山再生録》
#05 従来型農業からの脱却を探る考察 杉浦英二
20 《身の丈しごとびとに会いました 》
No.2 職人になりたかった。起業したかった。
入江透さん(トオルカリー店主・レザークラフト作家) 戸上昭司
23 《森のねんどギャラリー 》
vol.9 南天 岡本みちやす
24 《となりのフォレスター》 No.3 黒滝村 寄稿/ 国本 峻
25 《はじめてのヴィーガン》 No.4 カフェCUO 井上和恵
[SATOBI COLUMN・お知らせ]
16 SATOBICO WORKSHOP REPORT 季節の雑草キッチン-winter-
26 若手部員のさとび的体験録 4 藤井健太
26 さとび的読書さんぽ 嶋田貴子
27 編集後記・さとびごころお取り扱いスポット など
2024年より、バックナンバーを600円とさせていただいております。
vol.56は春号発行前まで500円でお求めいただけます。
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