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うら話・SATOBICO WORKSHOP 身の丈しごと座談会をやってみた。

10月12日(月祝)、世間は連休で、あちらこちらでイベントが開催されている陰で、わたしたちは身の丈しごと座談会を行いました。

身の丈しごと座談会の告知記事

インスタグラムでもご報告しております。

結論からいうと、予想通り、いやそれ以上に楽しい会になってしまいました。でも、主催の戸上さんは不安もあったそうです。それ、わかる。わたしもTEtoTEをやってから数年間は、めちゃくちゃ不安でした。何かするときに、このような不安はつきもので、不安を感じないようなことはつまらないかもしれないと思うほどです。

戸上さんの振り返りFBより

奈良に移り住んで10年経ちますが、地元で何かを開催するのは初めてのこと。「誰も来なかったらどうしよう」と思っていましたが、8名の方に来ていただけました。
ご参加の皆さん、告知に協力していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
少人数ではありましたが、結果的には、ゲストと私入れての10名での座談会は、ちょうど良い人数だったかな、と思います。
ゲストの身の丈しごとぶりを聞いた後は、皆さん一人ひとりから話を聞いたのですが、もうそれだけで2時間半があっという間に経ってしまった感じでした。

やってみて私が思ったのは、一人ひとりをつぶさに見ていくと、地域には本当にいろんな仕事や活動があって、それが、その人らしさと共にあるのを発見するのが、私は嬉しいのだな、と。そして、それらが人としてつながっていくのを見ていくのが、また一段と楽しいのだな、と思った次第です。

戸上さんは、さとびで度々記者をしていただいているお仲間であり、身の丈しごと研究家であり、身の丈起業の支援のプロであり、フリーの研究者でもある人です。詳しくは彼のノートをご覧ください。
https://note.com/minotakeshigoto

さとびと戸上さん

戸上さんとは10年前に奈良に移住されてからのおつきあいになりますが、お仕事の現場は奈良県外が多く、奈良での人のつながりがほとんどない人でありました。それはもったいないなと思ったものですから、戸上さんの才能とスキルを活かしてもらって、本誌に貢献していただこうと、コラムの執筆(自己紹介)、取材(奈良での人とのつながりづくり)をお願いしてきたのです。案の定、あなんより賢くて、大助かりです。しかも、「やりがい搾取」とか、言われない安心感がある!(こちらの台所事情を十分察してくださいまして)。いつもありがとう、戸上さん。

そんな戸上さんの本『自分のしごとを自分でつくる 身の丈しごとの手引きブック』を作ったことは、以前からお伝えしている通りです。身の丈しとごって、どういう意味で使ってるの?と思われた方は、リンクから飛んでいただいて、購入していただかなくてもOKですので、読んでみてください。

身の丈しごとの手引きブック外観

わたし自身も、ちいさく活動しておりまして、「大きくないこと」を申し訳なく思う時があるのですけど、それでもいいじゃない、自分の身の丈感を存分に感じること、それを成長させる喜びを感じることを肯定させていただきます、そんなふうな思いで、この本を作りました。

戸上さんに「身の丈しごと研究会」という試験的な講座をお願いしたこともあります。(これはいつかどこかで書いたような気がします、重複すいません)それを定着させるような何かを、わたしも探っていました。けども戸上さんは自分からはあんまり、やる気がなさそうでした。やっぱり集客っていうのが、ハードルのようでした。さりとて、さとびも集客が得意とは言えず、「そこはまかしといて!」と言えなかったのです(告白)。

ところが。です。あればいつだったか、戸上さんから「こんなことやりたい」っていう相談を承ったんですよ。こんなことっていうのが、身の丈しごとを広めたりわかちあったりするような、なんらかの動き。あなんも、一緒にやるんだったら、何かできるかもしれないと思いました。それぞれが単独やると、なかなか大変だけれど、持ち味が違う我々が協力してやるならば、できるかも。

それが今回の座談会という形になりました。

開催までのこと・申し込み1名からのスタート

うちあわせをして、大枠のプランを共有し、告知を始めました。そろそろ開催も迫ってきたという9月下旬、参加申し込みは1名。戸上さんは少し不安そうでしたけれど、直前まで各方面にお知らせをされ、その結果、14名の申し込みが集まりました。定員の20名は部屋の規模感を感じてもらうためのもの、という意味もあります。実際には、あなんは自分がやる講座が極少規模でとても充実している経験から、参加者の人数に関わらず、まちがいなくいい集になるという思いがあり、あまり不安に感じませんでした。それでも、戸上さんの不安は十分に想像できます。最後のスパートは素晴らしかったです(彼のモチベーションについては、また別の機会に紹介できればと思います)。

キャンセルする人が4名あり、実際に集ったのは10名。テーブルはロの字の配置に。テーブルの配置は「場」を作るのに重要だといって、戸上さんがこだわるところのようでした。もう少し増えたら、アイランド配置になったかもしれません。ゲストの福島さんも来場。こんなにささやかな集いでも、ずいぶん緊張されていたようでした。

当日になって戸上さんが「急遽借りた」というプロジェクターも、あとでいい仕事をしてくれました。

定刻の13時30分、座談会のスタート

戸上さんは下調べも万全で、これまでにも、前日にも、福島さんのところへ行っておられたようでした。さすがですね。あなんがウェルカムトークしたあと、みなさん一言ずつ自己紹介をし、軽くうちとけたところで、戸上さんが問いかけ福島さんがそれに返答する形で座談会が進みました。(あなんが知らなかった深いエピソードもありました。この内容をレポートすると、長文の投稿1本分になってしまいますので、またこれはこれで、考えます。今日は裏話だけでいきますね。)

身の丈しごと座談会
身の丈しごと座談会_福島明子

最後には、福島さんの農園の美しい写真がプロジェクターで移され、気持ちだけ農園気分も味わえました。

そして、一人一人、感想を述べ合ったのですけど、これが面白かったですね。少人数の集いならではのことです。普通はここでグループセッションになり、グループの代表の人が発表する…というパターンが多いのではないでしょうか。でも、その日はみんなが、リラックスした雰囲気の中で本音で語ることができました。一部をご紹介します。

「自分の「好き(お酒!)」を軸にして行動し、イベントや集まりに参加したことがよかったのだと改めて思う」

「病気で10年前に失明したけれども、盲導犬のことを情報発信している」

「ナースと農業が結びつかなくて、なぜ?と思っていたのが、理解できた。今は休職中なのでこれからのことを考える日々だが、忙しくない生活だからこそ家族や自分を大切にできることを実感している」

「今の仕事には満足しているが、あと1年で契約が終わるので、これからのことを考えているところ」

「転勤が多い生活をしてきた。その都度その地で働いてきた。特技があるわけでもないけれど、今できることを少しずつ活動している」

「妻が公務員で、自分は家や子供のことを担当しながら制作の仕事をしている」

などなど、みずみずしいコメントを聞かせていただき、そしてお一人おひとりから、この座談会を楽しみ、何かを得ていただいてる空気が感じられたことが、何より嬉しかったです。戸上さん上記のふりかえりからも、充実したひとときだったことが伝わってきます。

これからの座談会

この座談会は戸上さんとさとびこの共催となっています。「共」の部分は、ゲストの提案を事実上あなんが担当することになっているから、というところが大きいです、たぶん。座談会を源として戸上さんと奈良との結びつきが深まり、さとび読者であるなしに関わらず、自分の人生を身の丈(肯定的で発展的なものです)で創造していく仲間が見つかっていく、そんな予感を、すでにわたしは感じています。

最初は不安そうだった戸上さんも、手応えを感じられ、またやりたいとおっしゃっていますので、次回の予定が決まりましたらSNSやこのサイトでもお伝えいたしますね。興味のある方は、コンタクトしてきてください。心のドアを開けて、お待ちしています。

PS 思ったこと、ピンときたことを行動に移す(映す)って、面白い!


戸上さんに特集を担当してただきましたさとび いろいろ

さとびごころvol.65 2026春「奈良の伝統食 足もと照らし 三輪素麺物語」
【PDF】さとびごころvol.60 2025冬「温泉は薬でした」
さとびごころ vol.45 2021春「「地球の歴史と奈良の地質」

フリー研究者らしいリサーチ力で、さとびらしさに寄り添って、まとめていただいております。
このほか、さとびがご縁を得た身の丈しごとびとを戸上さんに書いていただく「身の丈しごとびとに会いました」シリーズも担当(これ、すごく取材が楽しいそうです)。


さて、あなんがやっている小さい講座がこちら。月1回、4ヶ月間で修了する、ワンオンワンに近いコンサルティングのような、4ページの小さな紙メディアづくり初心者講座。。やっている本人が、一生やりたいくらい楽しくやらせていただいております。座学と実習でなりたち、受講生さんにあわせて柔軟に対応するため、毎回ちょっとずつ内容が違い、同じ講座にはなりません。毎回がオリジナル。手の届く料金。

広告宣伝のためでなく(結果的にその役割を持つのはOKですよ)、いわゆる文章上達トレーニングでもなく、自分の内面を誰かに伝える形にする試み。プレゼントのような小さな紙メディア。発行人はあなた。

興味を持っていただけたら、あるいは「もうちょっと、こういうことを聞いて確かめたい」とお思いになりましたら、コンタクトをお待ちしています。ただいま、来年から始まる5期を受け付けております。

5期はDAY3だけ月曜日になってます

SATOBICO WORKSHOP

戸上昭司

身の丈しごと

身の丈しごと座談会

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