この投稿をご覧になる頃には、選挙の結果がでていることでしょう。
2月8日、雪でしたね。どうなるのでしょうね、政局は。
わたしたちの暮らしは政治に左右されるところもありますが、でもわたしはなんとなく思うのですけど(なんとなくという言葉が嫌いな方、すいません)どうなろうとも、明日もあさってもわたしは生きているんだろうなあと思いました。そして、自分がたいせつ(面白い・楽しいも含めて)と思うことのために、残りの人生を使っていくのだろうなあと思いました。
一人ひとりに自分の思いがあれば、誰かに強制する必要はなく、その集合体が社会になっていきます。大きな変化が生じるときこそ、自分の心のありかを確かめるときですね。
さて、先月に続き、近自然学セミナーに参加してきました。
近自然学セミナーは、さとびサポーターをしていただいている日本近自然学研究所の佐藤浩之さんが開催されているものです。森づくりと、近自然学の普及をお仕事とされています。
佐藤さんとは違うアプローチでしたが、2000年頃に近自然に出会ったことは、「開発か自然か?、経済か命か?」の行き止まり思考の中で呆然としていたさなかで、「両立」という発見を与えられることになり、わたしに大きく影響を与えました。そして、両立とは単に足して2で割るということではなく、ひとつ大きな目線にたち調和をはかることなのだと理解しました。みんなすぐに対立します。人のことは批判する。自分のことは正しいと言いたそうに。そういう世界がほとほとつまらない。
「どうなることが調和なのか?」自分で考えるためには、知識が必要だと痛感し、終わりのない取材や学びが始まったのです。それがさとびづくりにつながっています。自然にも人にもやさしい心や技術が広がれば、きっと100年でも10000年でも住みたくなる。。。そう思い至りました。「にも」は両立から生まれた言葉です。口で言うのは易しであっても、たとえ行い難しであっても、その「難」に小さくとも一歩ずつ向かうことが成長なのだと思います。成長は生きるよろこびです。
というわけですので、(さとびの主催ではございませんが)この講座を受けていただく人が増えると、「近自然学から伝わること」が広がることになりますので、とても嬉しく思います。
申し込みや最新情報はピーティックスをフォローされることをおすすめします。
会場は、さとびを愛読していただいているレベルの方であればおなじみの?森ある暮らしラボさんです(さとびのお取り扱いもいただいております)。
「講座はちょっと受けられないけれども興味がある」という方、佐藤さんのnoteには講座級のお話が公開されています(あなんの口調よりもはるかにロジカルです)のでご覧になってみてはいかがでしょうか。共感されましたなら、きっと講座を受講されると有義があることと思います。
あなんは(奈良県内で行われるものは)原則として毎回参加し、佐藤さんのお手伝いができれば(役立たずとの説もありますが?)やらせていただきたいと思っています。お会いできましたなら、どうぞよろしくです。
今日は、久しぶりに古いファイルを開いてみました。佐藤さんのような方に出会うことになるとは夢にも予想していなかった時代に、近自然を知りたくてインターネットをさまよっていたときに見つけて、何十枚もプリントアウトしていたものを大事に大事に保管していたわたし。佐藤さんの師匠にあたる山脇さんが当時の日経のサイト(今は見つかりません)で連載されていたものです。あの頃よく理解できなかったことも、今はずいぶん読めるようになりました。
山脇さんは『近自然学』という本も執筆されています。近自然「森づくり」だけでなく、「川づくり」のほうでも日本での普及の功労者と言ってよいかと思います。今では古本でしか手に入りませんが近自然のAからZまで(森も川も街もエネルギーもライフスタイルも)述べられている大切な蔵書です。
森林関係者でもなく、河川工学にも無関係、アロマもガーデニングも登山も、なんにも縁のないわたしがなぜ近自然に惹かれるのかというと、価値観とライフスタイルを創造していくガイドになるからです。盲目的に従うということではなく「近自然だったら、どう考えるのだろう?」と思ったときに、いつも紐解きたくなる本が『近自然学』。すでに絶版していて、アマゾンか何かで古書で見つけるしかありませんが、おすすめ本です。
わたしは自分なりに「自然に近い暮らしづくり」「自然に近い地域づくり」といったものを無意識に研究したかったのだと思います。それは、まだ実在していませんし体系化もありません。現代の日本人はそれほどに自然から離れてしまいました。
でも、自然からの離れっぷりは、底を打ったようにも思いますので、これからの指標になるものとして「人が自ら自然に近づく」在り方が(局所的&多発的に生まれている状況だと思いますが、ますます)求められていくのではと思いますし、そうあってほしいと思います。
ひとりの家庭人として、市民として、生活者として「自然に近づく」とは。そのヒントになりうるものを、毎号さとびごころを通してお届けし、みなさんとともに考えたいというのがあなんのやっていることです。食べもの、着るもの、住まい、道具、しごと、産業、はたらきかた、全て「より自然に近づく」ほうへ向いて企画しています。そして調和を模索しています。
かつての日本はヒントの塊です。何千年も受け継がれ消えなかった伝統的なものや戦前の文化や生活などを、素晴らしさ・大変さを合わせて調べるのは価値がありますし、そこから「今」に通じる本質を見つけていくことが大切だと思っています。
明日香村が遠い方、お近くで数名お集まりいただけましたら佐藤さんに相談してみますのでお声掛けください(佐藤さんご自身で主催の講座は一人からでも受け付るそうですが、お呼びする場合はそれでは礼を欠くと思いまして)。あなんによる近自然のイントロダクション的なお話は、いつなりとリクエストくださいませ(こちらはお一人からOK)。
3月22日はTEtoTEの日