vol.59(2024.autumn)インフォメーションでもお伝えしたとおり
森ある暮らしラボ(明日香村・久住林業久住一友さん運営)が図書館になって生まれ変わり、
プレオープン内覧会が行われました。
さとびを長く読んでくださっている方には、久住林業さんはおなじみと思いますが、新しい読者さんのために少しご紹介しますと、明日香村で個人事業としての林業を営みながら、森をもっと暮らしに溶け込んだものにしたいと開設されているのが「森ある暮らしラボ」です。でも、林業との両立のなか、普段は閉じていることも多く、もっと誰でもが立ち寄れる場所にということで、クラウドファンディングで支援を募り、みんなの図書館になりました。
まだ、プレオープンですので、これからもっとたくさんの本棚に本が揃っていくことと思います。また、オープンデイについても徐々に告知されていくことと思いますので、SNS等をチェックなさってみてください。
@morilabo2017
さとびのあなんは、かれこれ細くも長く、おつきあいをさせていだだいており、久住林業として独立される直前の1年間は、連載をしていただいていました。「個人事業主としての林業」「自然に近い森づくりを志す取組み」に興味を持ち続け、共感を感じながら、折に触れて寄稿もお願いしてきて今日に至ります。なので、クラファンでは当然ながら応援させていただきました。
森ラボ図書館の場所は、明日香村、岡寺や商工会がある付近です。
事前に相談すると駐車場も案内してもらえます。
あなんのように車に乗れない方は、バスがあります(1時間に2本くらい)。近鉄橿原神宮前駅東口から発車している16系統の奈良交通バスに乗り、「島庄(しまのしょう)」というバス停で降りると、徒歩1分くらいです。すぐ!
この日の写真を、さとびのSNSでも載せましたので、よろしければどうぞ。
古民家をリノベーションした、古さと新しさが溶け合った居心地のいい場所ですよー。森ある暮らしラボの改修についても、バックナンバーで紹介しています。(かつての建具屋は 森と暮らしを考える実験室に 木にまつわる縁から生まれた あたらしい役割【森ある暮らしラボ(明日香村)】文・小幡直子さん)
徐々に、一箱オーナーさんがお店番をするシステムが始動する予定です。さとびも、その日がくるのを楽しみにしています。
【余談】ところで、森ラボは入口の引き戸が好きなのですけど、さらにこの日は、素敵な木が迎えてくれました。
パッとみて、なんの木だかわかる人は、林業関係者さんか、生物の先生か。
一般人のあなんは、森が好きなどど言っているくせにわかりません。よく見かける木であることはたしかです。久住さんに聞いてみると、アラカシでした。森で自生していたのを移植してきたのだそうです。(重かったやろー)
素敵ですよね。こんな鉢植えが家の中にあったら、それこそ森ある暮らしじゃありませんか。
わたしの場合はケヤキやクヌギの苗を育てたことがありますが、ある程度育っても、なぜか枯れてしまう、、、という残念な経験ばかりです。もしかしたら土が合わなかったのかもしれません。
今年も、近所で落ち葉の隙間から芽生えた(何か特定できませんがよくみる木・ははは)あかちゃんをひきとってみようと思っています。
おうちの緑は、ウンベラータ、シンビジウム、ポトス、パキラ、モンステラ、ユーカリ、オリーブ、金のなる木、シャコバサボテン、へデラ、赤松、レモン、…と、いろいろ育ているのに加えて、里山で自生するようなどんぐり系の木も枯らすことなく育てられるように精進したいです。緑いっぱいのベランダと室内を目指して!
アラカシについて。
ブナ科コナラ属の常緑広葉樹。
高さは10 – 20(m) になる。樹皮は黒っぽい灰色。葉は互生。葉っぱの半分から先がギザギザしている。新芽は赤い。丸っこい2センチくらいのどんぐり。お皿のところに横にしましま。
アラカシ、見分けられるようになります!