7月の雑草キッチンを開催しました。
ゲスト杉浦農園の杉浦英二さんをお迎えして、さともだち交流会。
さともだちのクレメンツさんとのコラボ企画、18回目になりました。
22年の初夏に始まり、2023年からは宇陀市にあるクレメンツさんの活動拠点、養生庵で開催するようになり、今回で18回目。おいしくて楽しくて、学びのあるワークショップです。
食べらる雑草、薬になる雑草を使って薬食同源料理を教わり、みんなで楽しく食べる会。
初めての方やお久しぶりの方とともに、さとびで連載中の杉浦さんをゲストにお迎えしてテーブルを囲み、交流会をしながら、雑草キッチンランチをいただきました。
杉浦さんも、とっても面白かったそうですよ。里山の活動のために多いに参考になったとお話しくださいました。とりわけ、みなさんが感動されるのが、ボトルがずらりと並んだこの眺め。
雑草キッチンはなぜ野草ではなくて雑草なのかというお話にもなり。
編集部からは、雑という字は、「重要でないもの」に使われることが多いのですが
雑木林、雑誌、というふうに、いろいろなものが含まれているという意味があり
人も自然も、いろいろ存在して初めて調和がとれるということや
どんな存在にも意味があるという気持ちをこめているという
お話をしました。
栽培していないのに自然に生えてくるありがたさ、環境が変われば失われる尊さ。
雑草をきっかけに自然を大切したい気持ちをわかちあえたら嬉しいです。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
この日のメニュー
・ソイ竜田揚げ ソース
・野草とナスのピリ辛炒め
・ノカンゾウの甘酢漬け
・雑草梅玉和え(玉はタマネギ)
・雑草なめこ
・赤しそごはん
・夏の雑草茶
雑草梅玉和えは、紫玉ねぎを梅肉で和えた料理で、鮮やかなピンク色が綺麗でした。
ヨモギ、カキドオシ、ドクダミ、アザミ、ノカンゾウ、赤シソ…。夏の雑草の使い方のポイントを教わりました。たとえば、ドクダミはソイ竜田揚げの衣の中に刻んで混ぜると、一部の香り成分(これが独特の匂い)が飛ぶので、誰でも食べやすくなります。
玄米ご飯には、細く刻んだ赤シソを食べる直前に(香りが有効なものは切ってから時間をかけると揮発してしまうから)混ぜます。ナスと厚揚げのピリ辛炒めにも、雑草を加えて栄養アップ。
このように、雑草キッチンは、野草だけをモリモリ食べるというよりも、普段の料理にうまく取り入れて、不足しがちなビタビンやミネラルなどの有効な栄養素を取り入れるというものです。食べにくいものを食べやすく、香りのあるものは香りを生かし、油に溶けるものは最後の一滴の油までいただきます。
「薬草ブック」には、雑草キッチンのエッセンスが詰まっていますので、ワークショップに参加できないという方ににおすすめです。
これからの雑草キッチンは、第3日曜日に限定せず
都度、スケジュールが変更になりますのでご注意くださいませ。
8月、9月はお休みです。
次回は10月14日祝日
11:00 OPEN 11:30 START
終了予定15:00頃
受講料:4,000円(読者メンバーの方は3,800円)(セミナーと食事込み)
当日お支払いください。
定員:10名程度
受付:先着順
講師:クレメンツかおりさん 精霊の森主宰
場所:精霊の森
〒633-0218 奈良県宇陀市榛原檜牧543
参加ご希望の方は、DMでお申し込みくださいませ。
ご返信いたします。
定員になりますと、受付を締め切らせていただきます…ご了承くださいませ。
キャンセルが出なすとお席があいたりしますので、ご関心のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
@gambafarm
@healing_mallow