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冬号(vol.64)の準備活動。おうちで草木染めの取材をしました。志賀さんのお山で、どんぐりを拾って。

朝夕が寒くなってきましたが  
お元気ですか。

さとびは秋号のお届けを終えて、冬号の準備に入りました。

この日は、さとびこ誌上ワークショップ「おうちで野草の草木染め」の取材。
講師はシガセイサクシヨの志賀規子さんです。
いつも、「お山」の草木で草木染めをされている、そのお山で
ドングリを使って草木染めしました。
@norigonshiga

おうち じゃなくて おやま
野草 じゃなくて どんぐり に変換バージョンの記事になりそうです。

どんくりかわいい。(ナラガシワやクヌギなど)

通常は、志賀さんがよくお使いになる木の実は、栗が多いのです(定番カラーには「クリノイガ」があります)。でも、栗のイガって、普通そんなに簡単に集められるものではありません。栗はよく食べますけどね!そこで「みなさんがおうちで出来るように身近なところで集められるドングリを使いましょう」と言ってくれたのです。

薪ストーブで染液づくり

もう何度めかになる志賀さんのお山は、いつ来ても美しくてきもちいい。あるときは「お山でワークショップ」もしていただきました。vol.43の特集「自然の色 手作りの服」の取材でも、ここでゆっくりとお話を聞きました。また、SATOBICO BOOKS 「シガセイサクショものがたり」では、撮影のロケ現場にもなりました。もうほんとに、大好きな場所。でも、ご迷惑にならないよう、慎重にお願いして入らせていただいています。

お山のオリーブは、植物を愛する志賀さん夫妻によって植樹されたもの。お手入れされているので何年たっても元気そうです。こちらがシガ服の「オリーブ」の染材になるのですよ。自然そのままと、人の手による植栽のコラボ風景です。

草木染めは、鍋にどんぐりを入れてぐつぐつと1時間以上かけて煮出しますので、取材ではその時間がランチタイムになります。ゴザをしいて、おにぎり、お弁当、天然だしのスープ。晴天に恵まれた中でピクニック気分を楽しんだのは役得です😊

幸せでした。余談ですが、志賀さんがお湯を注ぐ所作が好きです。そっと注いで、キュッと切る。さりげないけどかっこいい。あなんも見習いたいと、この瞬間だけは思うのです。

染液ができたら、布をつけて、あつあつを濯いで、媒染へ、しあげに煮染め。今回の媒染は鉄を使いました。次号のさとびでは、この媒染についてフォーカスする予定です。

秋号(vol.63)の記事より

冬号は、来年の1月発行になります。読者メンバーのみなさんには、直接発送または配達でお届けします。届いたら、連載「おうちで野草の草木染め」を、ぜひチェックしてみてくださいね。

取材を終えて、記念撮影。志賀さんご夫妻とあなん。ひきつづき、記事づくりも頑張ります。

(画面左下の靴は気にしないでください)

そうそう、志賀さんはTEtoTEのメンバーでもあります(わたし、相当志賀さんが好きなんですね)。来年3月22日、TEtoTEマルシェを行いますので、「小さくてのんびりしたマルシェ」をお好きな方、めちゃくちゃおすすめのイベントですので、とりあえずご予定をあけておいてくださいますよう、お願い申し上げます!


さらに!イベント情報、前倒し!

先の話になりますが、春号(2026年4月発行)が出た後くらいに、
このお山で藍を使ったワークショップを企画しています。

志賀さんが「やりましょっか?」って、言うてくれはったんですよーーー。嬉しい。

次号vol.64 (2026年1月発行)でお知らせしますので、興味のある方はご一緒しませんか?さとびのことゆえ、小規模な定員になる見込みです(ちゃんと対話ができる規模が好きなのです)。情報を見つけてくださった方、お申し込み受付は1月以降の予定ですが、自然の中で草木染めしながら、お話したり、交流したり…ということに興味を持っていただけましたら、お申し込みをお待ちしています。

次回のnews&infoでは、「風は奈良から」の取材をお伝えする予定です。ブログのほうでは、「雑草と日本人」のおはなしが保留になっておりますが、忘れていませんので、もう少しお待ちくださいね。(誰も待ってないと思いますけど!)


志賀さんの手作りの草木染めの服のスタイルと、ゆったりとしていながら自分軸のあるスタンスを知っていただきたく、ものがたりを一冊にまとめました。「もの」という言葉には、文字どおり物質(染め服)と、もうひとつ「もののけ姫」のように「見えないもの」という意味がありますよね。シガセイサクショさんの両方の「もの」を読み取っていただけたら、この本はあなたにとっても「大切にしたい1冊」になるはずです。

SATOBICO BOOKS

『自然の色 手作りの服 シガセイサクショものがたり』

B5サイズ フルカラー
本文76ページ
¥2,200(税込)
志賀規子監修 阿南セイコ編著



さとびごころは来年2026年から、新刊700円、バックナンバー800円となります。年内は旧価格でお求めいただけますので、購入ご検討の方はぜひ。

おうちで野草の草木染め

さとびvol.64

さとびごころ連載

シガセイサクショ

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