今、誰もが情報発信者となる時代です。その中心はなんといってもSNS。
ビジネスの上でも必須の集客手段とされているとおりです。その陰で、さとびの読者さんからは、「ちゃんと読みたいときは紙がいい」というお声も頂くことが少なくありません。思いを伝えるために「手にとって読む」という紙メディアの役割は依然としてあるように思います。
さとびづくりにかかわって15年。こつこつと、企画から編集制作までをワンストップ行ってきました。そんな経験を何かでお役にたてられないかという思いが生まれ、恵古箱さんからもお勧めを頂いたことに勇気を得まして、新たなワークショップを企画しました。
一般的な文章教室や編集スクールとは少しことなり、いうなれば、「あなたのさとびづくり」にトライしてみるワークショップです。内容は、さとび的な企画のスタンス、思いが伝わる文章の書き方、初心者の方でも可能な制作ステップ、実習などで構成し、修了時には、あなんのサポートのもと、4ページのちいさな紙メディアが100部完成します(ご自由にお使いください)。
活動や出来事、思いを伝えるちいさな紙メディア、作りませんか。興味のある方がいらっしゃったらとっても嬉しいです。まずは「案内書」をお取り寄せください。(阿南セイコ)
○2期の予定
DAY-1 1から3単元 2006年1月27日(火)
DAY-2 4から6単元 2006年2月24日(火)
DAY-3 7単元 2006年4月28日(火)=暫定です。2月にみなさんと相談のうえ、決定します。
○全7単元(4ヶ月間に3DAYS)
○対話型少人数ワークショップ
○毎回テーマに沿って丁寧に伴走
○修了時に4ページに小さな紙メディア100部完成
○未経験者歓迎
○募集人数 1期につき 2〜 最大5名
○場所 恵古箱 〒639-2147 奈良県葛城市新庄392(屋敷山公園のとなり)
駐車場あります
最寄駅 近鉄新庄駅
こんな方におすすめです
文章を書くのが好き・企画するのが好き・紙メディアづくりに興味がある・写真やイラストに興味がある・人が好き・美しい自然が好き・シンプルが好き・ナチュラルが好き
○申し込み方法
1.案内書をメールにて件名に「案内書希望」とお書きのうえお取り寄せください
satobico.sa(アットマーク)gmail.com (コンタクトフォームからもOKです)
<案内書の内容>
講座内容・日程・受付締切日・受講費・修了後の特典
2.内容をご確認の上、ご返信いただくことで、受講受付とさせていだきます。
10月に初めての講座(1期)を開講し、今回は2期の募集になります。ご希望がある限りは、何期でも続けていきます。さとびごころのあるお仲間が増えていったら…と想像すると、胸が高鳴ります。
2期は、すでにお申し込みいただいた方もありますが、あと2、3名はお席がございますので、いかがですか。
2005年8月の投稿より
わたしが初めて雑誌らしきものを作ったのは高校時代でした。印刷のしくみも、編集や出版のことも何も知らず、ただ、文章を書くことと、コンテンツを企画することが面白くて、美術部の友人にデザインをやってもらい、二人で手作りの雑誌を作りました。結局、これが原体験です。
当時の資金は高校生のおこづかいで賄える範囲。やりたいことがしたい、作りたい、伝えたい、共有したいという思いだけで作っていました。読んでもらえることが嬉しかったし、楽しかった。最低限、文房具さえあれば、高校生でも作れるのが紙メディアです。
その後、大学在学中から情報誌の取材記者や編集の勉強などして、結婚して奈良に来てからは地域の紙媒体をいくつか経験し、フリーになった頃にさとびに関わり始めました。
その当時と今とでは内容が違いますけれど、今は自分がいちばん価値があると思うテーマでさとびを作っており、企画から最終データの作成まで、編集に関することはワンストップでやっています。また、オフィスとしても当方にできることであれば幅広く、パンフレットや冊子、文章の相談や編集レイアウトデザインや、ウェブサイトの構築受託(文章コンサルつき)、印刷仕上げ(完全データ仕上げつき)などなど、お客様のご要望に応じてお受けしています。
(ただし、編集の意味はとても広くて、ヒットするかどうか?みたいな判断力も求められるようでございます。でも、マスコミで要求されるようなスキルは、あなんは持っていませんし、リトルプレスはむしろ自分にしかできないことに挑戦するのが面白いところなんです)
その、ひととおり&最低限のところを、誰かにお伝えできたら。
もし、活動はしなくても、「紙で伝える」ことって、あらゆる場面できっと役に立ちますし。
そして、ほのかな希望として、自然にも人にもやさしくありたいと思う人であり、なおかつ伝え手志望でもある人と出会ってみたいというのがあります。極端な話、デザインだけなら人に依頼することも可能です。文章が苦手なら(もちろん好きなほうがいいんですけど)書くことも依頼できます。でも、企画すること、リトルプレスを出そうと意図することは、その人にしかできません。逆に言えば、一番大事なのは、伝えたい(届けたい)思いのある人かどうか、ということだと思うんです。
こればっかりは、性分に関わることで、実際のところ、そういうことに全く興味がない人のほうが多いわけです。なので、このお知らせに興味を持ってもらえたとしたら、もう、その人はきっと作れると思います。スキル面では、受講者さんに合わせて伴走しますので、修了までに作品は必ず作れます。
というわけで、もし興味を感じていただけたら、ご検討いただければ幸いでございます。
会場の恵古箱さんの店主メグさんの15年間がSATOBICO BOOKSになりました。恵古箱さんにありますので、ぜひお手にとってご覧になってみてください。その場でお求めいただけます。
恵古箱さんが遠い方は、さとびこオンラインショップにも並べております。