4月発行のさとびごころvol.61(2025 spring)の取材に、東吉野村へ行ってきました。
前号の記事でお伝えしたクラウドファンディングは、560万円を超える支援が集まり、プロジェクトに大きな勢いをつけた形で成功しました。しかし、ここに来て煤工房の設置のほうがスイスイとは進まず、まだ報告できる段階にないのです。その一方で、渡邊祐示さん(東吉野村、渡邊山業)から「心あたりがあります」と反応のあった赤松の件が気にかかる編集部。今回は、錦光園の長野さんとともに東吉野村を訪ね、渡邉さんに赤松の採れる森を案内していただくことにしました。
あなんのアマチュア写真ですが、多めに載せておきますので、春号が出ましたら記事と共にご覧いただくのもありかと思います。
長野さんもわたしも、びっくりの現場でした。渡邊さんがどんなふうにジンを集めていらっしゃるのか、今回でよくわかりました。
松煙の原料となる赤松のジン(油分の多いところ)が取れる森は、渡邊さんの林業現場です。渡邊さんは2020年までは東京で映画制作に関する仕事をされていました。それがなぜ今東吉野村でフォレスターなのか。こちらもたっぷりと伺いました。もう、どこを削ったらいいのか迷いに迷って記事にまとめましたので、みなさま、ぜひ春号をお読みくださいね。
渡邊さんご本人には、ゲラをチェックしていただいた際に「記事読ませて頂きました👏凄く楽しく読ませて頂きました」とコメントをいただき、頑張ってよかった(^^;)と思います。
渡邊さんの物語がとっても面白かったので、何か別の機会を作って今回書けなかったことを含めて載せようと企みたくなっております。
森見学のあとで、お話をうかがったのは、薪ストーブの火がうれしい木造校舎活用の宿泊施設「ふるさと村」にある「食堂いちえ」にて。ここは、飲食店少なめの村内で、ゆっくりできるおすすめスポットです。となりには「やはた温泉」もありますよ。
取材を終えて、ほっこりなお二人。左が渡邊さん。右は錦光園の長野さん。
この取材は、さとびvol.61の企画記事「国産松煙は継承できるか?錦光園 長野睦さんが決心したこと」の2回目として掲載いたします。
さとび春号、4月10日の発行です。
4月10日からは、オンラインショップでもお求めいただけます。
4月中旬からは奈良市内の三つの書店(ベニヤ書店、啓林堂奈良店、たつみ書店)・お取り扱いスポットでもお求めいただけます。
読者メンバーに登録されますと、毎号ご指定のところにお届けします。
定期購読コース
サポーターコース(さとびのコンセプトに共感して応援してださる方)