今日は、読者のPくんが立ち寄ってくださいました。
サラリーマンとしてお勤めですが、元木工職人の腕を生かして、今は楽しみの範囲で頼まれたら何か作ってくれるのです。うちでも、ちょっと頼みたいことがありまして、以前ちらっと口にしていたら、それを覚えてくれており、採寸に来てくれたのでした。
あれこれ話していると、だんだんいつもの話になってしまい…。
「もっと世の中が自然と近くなったらいいと思うのよね」
ああ、せっかく何か笑える話でもしてたらよいのに、さとび的な話になってしまい…。これ、いつか「老害」と呼ばれるのではないかと、あとから反省しました(反省ばっかり)。
SATOBICO BOOKS の野草ブックが好評をいただいており、自然へ近づきたいニーズは育ってきているのだろうという気がするかたわら、「目の前の関心のあること」を、全体とのつながりや調和の中で見ることは、案外抜け落ちている(時に、わかっていてもできないこと)ことが多いかもしれません。
「目の前の関心のあること」は、自分によいこと。
「全体とのつながりや調和」は、たぶん社会や自然にとってよいこと。
両立することを探していくのがさとびの求めるところなんですけど、そこを伝えようとするのは、毎回、試行錯誤ばかりです。
いつも頭の中をぐるぐるまわっているテーマだから、お茶を飲みながらも、ついそんな話になってしまうんですよね。Pくん、ごめんね。また採寸した結果のプランができたら、送ってくださいね。
さともだちの久住林業さんで、材料を買わせて頂こうと言う話にもなりました。
また進捗がありましたら、報告します。
ではまた。
さとびこのサイトに来てくださり、ありがとうございました。
写真は、うちの畑で新芽を伸ばしたローズマリー。
6月になり、雨が多くなってきましたが、今日もいい気分でお過ごしください。