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GOMIGEN ─ごみ減量─ 最前線 #03 SDGsは未来の子供たちへの約束

この記事はさとびごころVOL.37 2019 springよりの転載となります。内容は掲載当時のものです。

 

リデュース(そもそも減らす)、リユース(もう一度使う)、リサイクル(資源化する)、etc…

ごみを減らす面白い取り組みを、全国からみつけてお届けします。ゴミ減、GO!

食品ごみ半減も掲げる

 今回は、SDGs(エス・ディー・ジーズ)という少し大きな視点からごみ問題を考えたいと思います。

 SDGsは、2015 年の国連総会で採択された、2030 年を目標年とする「持続可能な開発目標」です。17の分野別目標と169 のターゲット(達成規準)からなります。それらを支える最もベースとなる考え方が、「誰1人取り残さないこと」。

 最近の私たちは、社会的な問題を考えるとき、つい「国」を背負ってしまいがちになります。「日本としては…」「日本人なら…」みたいに。でも、本当に大切なのは国じゃなくて、1 人の命であり1 人の幸せです。まさにその思いを形にしたのがSDGsと言えます。

 17の分野別目標とは、たとえば「飢餓をゼロに」「安全な水とトイレを世界中に」など。どの目標も、私たちの幸せな暮らしになくてはならない、最低限の基準です。

 このうち12番目が「つくる責任つかう責任」で、ごみに関する2つのターゲットが盛り込まれています。

 12・3  2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。

 12・5  2030年までに、予防、削減、リサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物の排出量を大幅に削減する。

SDGs全国フォーラムのパネルディスカッションに登壇した自治体首長の皆さん

プラごみゼロ宣言

 SDGsはすべての国や機関、企業、そして市民1 人ひとりが取り組む目標です。自治体もその大きな一翼であり、まちづくりの基本にSDGsを据えるところも増えてきました。そんな自治体が一堂に会したのが、この1 月30日に横浜で開かれた「SDGs全国フォーラム」です。

 主催した神奈川県では、昨年夏、鎌倉の由比ガ浜にシロナガスクジラが打ち上げられるというできごとがありました。解剖すると、胃の中からたくさんのプラスチックが見つかりました。これを海からのメッセージと捉えた県は、プラごみゼロを目指すことを宣言しました。

 ほかにも、たくさんの自治体の市長さんたちが登壇し、それぞれの地域の特性や課題に沿ったSDGsの取り組みを紹介しました。エシカル消費を促進する長野県、持続可能な漁業を実践する志摩市、女性活躍推進で地場産業振興を図る鯖江市……。

 もちろん、こうした自治体の取り組みも、市民が動かなければ実現しません。SDGsとは、自分自身がどう生きるか、どう暮らすかの指標でもあります。

さとびごころVOL.37 2019 spring掲載

文・北井 弘(ごみ減量ネットワーク主宰)

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ごみ減量ネットワーク

さとびごころ連載

北井 弘

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