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もうすぐTEtoTE|森のねんど研究所は集まりの場になりつつあります

明日はバレンタイン・デーですね。バレンタインには間に合いませんが、ホワイトデーのプレゼントになるものならTEtoTEで見つかるかもしれませんよ。探してみてください(^^)


2月になって始まったSNSでのTEtoTE MARCHEのお知らせも、かなり揃ってきました。フォローしていただきますと、今年バージョンのご紹介をご覧いただけます。

https://www.instagram.com/tetote_project/ 

https://www.facebook.com/tetoteproject.marche 

【TEtoTE MARCHE とは】「会ってみたいな、作り手さんに。話してみたいな、使い手さんと。」をコンセプトに、TEtoTEプロジェクトがプロデュースする、作り手と使い手が出会う小さな MARCHEです。

さとびも共催させていただいておりますので、このサイトでは、さとびと関連したご紹介をしてみますね。予備知識がありますと、会話が楽しくなるかもしれませんでしょう。「あの記事、見ましたー」みたいなところから、出会っていただけたら嬉しいです。


本日は、「森のねんど研究所」岡本みちやす さん。さとびは、旧さとび時代(創刊からvol.20まで)に取材でみちやすさんの作品に出会いました。後にさとびでも掲載することになった下記の作品に、あまりにも感動して頭から離れず。

さとびvol.32(2018 winter)


その後、ご縁を得ることができ、2015年からほぼ毎号、何らかの形で作品を掲載させていただき、ずいぶん長いおつきあいになりました。さとび読者さんはご存知のとおりです。

みちやすさんの工房兼ギャラリーである森のねんど研究所は、2023年から、TEtoTEの会場としてお借りしております。

森のねんど研究所は、大和郡山市井戸野に残る古民家で、駅からも遠く、駐車場も少なく、一度にたくさんの方にお越しいただくのが難しい場所でありながら、3年続いてこちらでTEtoTEをさせていただいています。古民家ならではのいい意味での古いたたずまいと、その場を独自のセンスで美しくオーガニックにコーディネートされるところが、出店者のみなさんにも好評です。

2023年のTEtoTE

みちやすさんがこの古民家を地域の方から紹介されたのは何年前ことだったでしょうか。拠点として移ろうかと検討されている段階からお話をうかがっていました。最初はやはり、壁に穴があいていたり、屋根がゆがんでいたり、たくさんの不用品が残されていたりして、なかなか厳しい古さを感じました。

ところが、まるで探検に出かける男子のように、みちやすさんはこの家が面白くてたまらない様子でした。当時は、月に1度くらいは何かと訪ねていたのですが、行くたびに「この壁の崩れ方は、このままのほうがいいんだ」とか「屋根裏が面白いことになっている」とか、もうわくわくしているんです。古い道具、ガラス瓶、焚き火テーブル…「森のねんど」(みちやすさんがオリジナルに開発された吉野割り箸の端材由来の素材です)という質感に合うものだけが並びました。

そして少しつず、少しずつ、作品を作る工房としての場所、人を招いて集う場所を整え、地域の方たちにもご理解の中で、今の状態になっていかれました。

2024年のTEtoTE

さとびはTEtoTEでお世話になる以外にも、こちらで「雑草キッチン」というワークショップのフィールド編の講座をしたり、シガセイサクショさんの展示会をしたり、

いろいろと企画をさせていただいてきました。一度でも足を運んだ方は、ほぼ100%「ここはすごくいい」と喜ばれます。認知は広がり、2021年には一般社団法人奈良県建築士会から、「場を産むデザイン賞」最優秀賞を受賞。

森のねんどを用いたアート作品も、相変わらず大人気です。

下記は、わたしが大好きだった作品。どなたかのところへ旅だったそうで、今は見られなくなりましたけど(以前、みちやすさんのブックをお作りしたことがあり、表紙は絶対にこの作品だと思って使いました)。今もわたしにとっては、代表作(^^)

創作中のみちやすさん

さとびを通じてのおつきあいに甘えて、TEtoTEに出店していただいたのは、思えばずいぶん昔、2017年、奈良県立図書情報館を会場に開催した時。森のねんどのアート作品は、その時もたくさんの人が足を釘付けにしていました。

それ以来、TEtoTEのレギュラーになっていただいていますが、森のねんど研究所で開催するようになってからは、TEtoTEでは作品の展示以上に、空間の演出のほうにモチベーションが移っていらっしゃいます。わたしも、かねてからその空間演出力にはびっくりしており、「作家活動だけでなく空間コーディネーターにならはったらどうですか」などと無責任なことを発言していたほどなので、TEtoTEでそれを発揮していただけるのは「渡りに船」レベルにありがたいことです。

最近では、となりの人間国宝さんに認定も!えらいこっちゃ。

森のねんど研究所はみちやすさんのギャラリーも兼ねていますので、TEtoTEのときもかわいい人形たちがみなさんをどこかから見ていることでしょう。見つけてみてください。

そして、「美しい古さ」と「安らぎ感」のある会場をお楽しみください。

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TEtoTE MARCHE
2025年2月24日(月・祝)開催
場 所:森のねんど研究所(バスのご利用をおすすめします)
入場料:500円
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TEtoTEマルシェ裏

TEtoTEを題材に特集を作りました。出店者のみなさんが載っています。

さとびvol.57(2024 spring)特集「暮らしに手を」

deerplus

TEtoTE MARCHE

さとびvol.57

岡本みちやす

森のねんど研究所

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