さとび夏号vol.66を発行すると、次のしごとはお届けと発送です。昨日で、ひととおりの作業が終わり、あとは直接お会いしてお渡しするぶんを残すのみとなりました。
さとびは、あなんが一人で発送作業をしています。リトルプレスという、流通に依存しない出版物ですので、何からなにまで自分でやるのです。「誰かに委託したら?」というアドバイスをいただいたことが何度もありますし、その度に検討してみるのですが、やはり自分で手作業でやるほうに落ち着きます。
委託しなくてもなんとかできる数量であることもありますが、わたしはこの発送作業を通して、日頃はお会いできないメンバーさんや、まだお会いしたことのない方、全く知らない方を含めて、「こんなメンバーさんに支えていただいてさとびが作れているんだ」ということを感じる時間になっていることに気づくようになりました。
まずは、書店やお取り扱い処などへの納品の準備をします。伝票をつくり、数を数えて、セットアップ。それを配達するものと発送するものに分けて、配達のスケジュールを固めます。
次は、読者メンバーさまのリストの確認。新しく登録された方が漏れていないか。解約された方はあるか。チェックがすんだら、クリックポストのラベルづくりです。クリックポストは卸も含めて、毎号150件以上あり、さとびでは印刷代とともに避けられない経費です。単純作業が続きますが、間違えてはいけないこと。休憩しながら、こつこつやり切ります。
このときまでに、同封するメッセージのプリントも済ませておかなくてはなりません。首尾よく進んだときは印刷しますが、時間がなかったらプリンターで刷り出しです。いつも、ちょっと誤字がある(笑)見逃してくださいね!!! ラベルが揃ったら、さあさあ発送まつりの始まり。封筒にどんどんラベルを貼っていくのです。リストの順番を守りながら貼っていくと、あとでチェックするときがスムーズです。ラベルを貼りながら「元気かなあ」と思ったりしますが、手紙を書いたりしていると夜が明けてしまいますので、がまんがまん、どんどん進めます。このとき、直接お会いして渡すものは、横に分けておき、アポに日付を書いたメモを貼っておきます。さとびのお渡しは楽しみなスケジュール。 このあたりで、配達関係の大部分を済ませるように心がけます。さとびから直接でなく「お店を介して」になりますので、少しでも早くお届けするようにしているのですが、お店がお休みだったりする。
次はいよいよ封入。封筒、さとび、同封物を並べて、重ね合わせながら封筒へ。人によっては送る部数が異なったりしますから、これもリストを確認しながら注意して入れていきます。封入したさとびが積み上がっていくと、「がんばれ、わたし!もうひと頑張りだ!」っていう気持ちになるんですよー。
ここまでくると、あとは単純作業です。折口を閉じて、ノリづけしてからテープで押さえます。この作業は部員Mさんも手伝ってくれますので、スイスイいけます。二人でやると、あっというまです。 結構な重さの発送の束。ここで最後のチェック作業。リストをみながら、封入完了のチェック。このチェックがもれていたら、発送できていないってことになり、この段階で「あ!ラベルがもれてるやんか!」という大発見をすることもあるんです。 チェックが終わった束をいっきに郵便局で出したり、ぼちぼちと近くのポストに入れたりしながら2、3日かけて発送まつりは終演となります。
できることなら、お一人お一人お会いして握手しながらお渡ししたいくらいの気持ちですが、それですと次号の制作のとりかかりが遅れすぎてしまいますため、発送でございます。PDFで送ってしまうのとは違う、物理的で、手間のかかるやりかたですが、こんな時代になってくると、かえってこの「わざわざ感」に編集部の思いを載せることができそうな。そんな思いで発送作業をしています。
そろそろ、読者メンバーさまのお手元にさとびが届く頃でしょうか。届いたよーのメッセージなどが来ますと嬉しくなります。わたしたち(編集部と読者メンバーさまたち)は、「自然にも人にもやさしい未来のほうがいい!」のビジョンにおいてはお仲間です。とても嬉しく、ありがたいことです。具体的な道のりはひとそれぞれだとしても、さとびという共通項でだけは繋がっていられる。マイケルジャクソンの「You Are Not Alone 」は、悲しい歌ですけど、良い言葉ですよね。離れていても、ひとりではない。うん。それだけで、また次の一歩を進められますよね。