2026年の夏号となるさとびvol.66の特集「曽爾村インサイド」の中で、寄稿をいただいた高松和弘さんが、過去に連載してくださっていたコラム「明日の曽爾村考察録」(全4回)をここに紹介いたします。
当時も今も榧愛が変わらないことや、曽爾を見つめるあたたかな眼差し、また、元ジャーナリストさんならではの確かな筆力に、編集したはずのあなんはあらためて感動しています(通りすがりだけの関係では感じられない感動かもしれません。このコラムをきっかけに、高松さんとのつながりが細くとも途絶えなかったことを嬉しく感じています)。当時のあなんは、このコラムに込められた高松さんの思いを、十分に汲みとることができていなかったと気づかされました。
高松さんも、移住者です。そして、曽爾に可能性を感じて、そっと胸を熱くしている人です。その胸をうちをひとりの人間として、思う存分に書いていただきました。多くの情報をタイルのように並べるよりも、一人の心の中を通して曽爾村を感じていただけたら、という考えで寄稿をお願いしました。
高松さんのプロフィール
さとびにも掲載していますが、ウェブ読者さんのためにご紹介します。
1979年奈良市生まれ。東京学芸大教育学部休学中に世界13か国をアポなしホームステイで一人旅したことをきっかけに、伝統文化や暮らしの知恵が息づく日本の農村に興味を持つ。卒業後、日本農業新聞記者として日本各地の農村を取材した後、2015年に曽爾村に移住。村役場で、人口1200人の小村だからこそできる、足元の資源を生かした持続可能な暮らしと地域づくりに向けた政策や事業を推進する。
2023年4月から一般社団法人曽爾村農林業公社事務局長。2026年4月から役場総務企画課勤務。奈良新聞くらし面で月1回(第2水曜日付)のコラム「農村生活泣き笑い」を夫婦で執筆中。茅葺き屋根の材料を育む曽爾高原の保全、300 年続く伝統芸能「曽爾の獅子舞」の伝承にも取り組む。
近畿大学農学部非常勤講師、環境再生医、曽爾高原を守る会会員、今井奉納舞会会員。
世界を旅した末に、日本の宝に気づく。そして、自然豊かな場所を目指す。さとびは、よくそんな方たちと出会います(オノ暮らしさんもそうでした)。西欧を追いかけなくても、本質的な豊かさが日本の農村に残っていたのです。
新しい読者のみなさんも、また、さとびをご存知なく偶然このページに出会ってくださった方にも、きっとあたたかいものが伝わるのではないかと思います。曽爾村の悩みと課題についても触れられており、観光パンフレットには書かれていない曽爾の姿が伝えられています。「何も悩んでいないように笑顔を見せている人の陰にも、真摯に向き合う課題があったりする」ように、陰を見据えてこそ、ほんとうの希望があるのだと、さとびは思うのであります。
vol.66の特集と合わせてこのコラムをお読みいただくと、特集では掲載しきれなかった部分が多くあることも理解していただけますし、特集がいっそう奥深く面白くなるでしょう。ぜひぜひゆっくりとお読みください。
そして機会がありましたら、曽爾村のインサイドへ、お出かけになってみてください。
さとびごころvol.36(2019冬)
さとびごころvol.37(2019春)
さとびごころvol.38 (2019夏)
さとびごころvol.39 (2019秋)
なお、vol.66の特集内では、結婚を機に5年前に村に移住してきた子育てママでもあり、曽爾村農林業公社の職員でもある大西沙織さんといっしょに、大西さんおすすめのインサイドなスポットをピックアップしてご紹介しています。さとび本誌もお手にとってみてください。
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