Nさん、写真お借りしました。
奈良で『さとびごころ(Satonbi)』という小さな地域雑誌を作っておりますさとびこ編集室あなん(さとびごころ編集人)は、昨年2025年より、小さな紙メディアの作り方講座をこれまた小さく開催しています。(どうしても「小さい」ことが好きらしく、なんでも小さくやりたがります…)
ただいま、2期(1期は4ヶ月の間に3日 DAY1からDAY3まで)を開催中。2月24日、そのDAY2をしてまいりました。会場は葛城市の人気カフェ恵古箱さん。店主のメグちゃん(上山恵さん)とは古くからのお付き合いがあり、またこの講座開催を勧めてくれた人ですので、あえてこの場所でやらせていただいています。
恵古箱さんについては、さとびこならではの視点でのブックも作りました。恵古箱さんに置いてありますのでお手にとってみてくださいませ。
左に写っているのがメグちゃんの著になるさとびこブックス「恵古箱の扉」、その隣もメグちゃんの言葉を集めた素敵なミニブック(私家版)。1期の生徒さんの作品や身の丈しごとブックも並んでいます。
2期は、受講生さん3名のうち、お二人はさとびの読者メンバーさんで、既に顔見知りなのですけれども、なぜか講座に申し込んでいただき、「え?小さな紙メディア、作ってみたかったんだ!」と、嬉しくなっています。もうお一人は、直感的に何か感じて申し込んでくださった人です。その直感、嬉しいです!
DAY2は、DAY1を基礎に、実際に小さな紙メディアを制作する手順を理解していただいたり、文章作成に取り掛かっていただいています。受講生さんが変わると、わたしの話も微妙に変わりまして、2度と同じ講座内容にはならず、一期一会的に少人数でテーブルを囲んでじっくりあれこれ盛り上がっております。
日頃、取材活動をしていても感じることですが、人さまのお話をじっくり聞くと、必ずといっていいほど心を動かされる何かがあります。日常会話では知り得なかった、その人の本当の思いに触れると「よくぞお話くださいました」と感謝の気持ちがあふれてきます。
この講座でも、お一人ずつのテーマをうかがい、どんなふうに表していこうかと相談していくなかで、「ああ、本当はこんな思いを持たれていたんだなあ」と伝わってきて、ぜひそれを小さな紙メディアというかたちで作品にしていただきたい、と胸がときめきます。
午前中に1単元のお話を、ランチ休憩のあと もう2単元。
ランチタイムは、恵古箱さんの講座特製ランチをいただきます(講座料金に含まれてます)。今回はカレー風味のスープがポイント。野菜はすべてメグちゃんがおつきあいのある農家さんから仕入れたものばかり。副菜のドレッシングは、自家製の柿酢ベースですって。
3単元は、文章が完成するというより、「そうしよう。そうすれば、きっと書けそう」というところまでたどり着く時間です。そこまできたら、あとは一人の時間を使って、じっくり綴っていただくほうがいいと思っています。
ちいカミでは、「あなた」がライターであり、編集者であり、発行人。その中で、できない部分を完全にフォローさせていただきますので、最終回となる次回までにはみなさんそれぞれの「小さな紙メディア」が完成するのです。
最終回はお披露目会。さとび春号も出たあとの4月下旬。楽しみでございます。
「ただ思う」ということと、それを「伝えたい」と思うことは、別の話です。誰にも言いたくない思いもあるでしょうし、伝えたい思いもあるでしょう。そして「伝えたいと思う」ことと、「伝える」こともまた別の話です。思っているだけで、伝えずじまいということだってあります。
伝えるなら、どうやって伝えようか。どんなふうに伝えようか。具体的にしていきますよね。
そんなとき、「紙」はどうでしょう。
講座の中でも話したことですが、ふだんの会話とは違う深いテーマでも、紙ならば不思議と伝えられたりします。ラブレターがそうですよね。紙には、その人の深いところを載せることができる力があるなあと思うんです。そこが、わたし、好きなんですよね、紙メディア。
広報物や販促物とは違う「紙メディア」。さとびごころのある人たちからのちいさな発信。
今、プロの手になるマス媒体の信頼がゆらいでいますよね。食べものと同じように、情報にも問屋さんがあるんです。問屋さんから流れてきたものをそのまま流せば、どこも同じような情報が並び、大衆操作も可能になっていきます。
また近年は、AIが上手に作文してくれるようになりまして、ずいぶん省力化が進みそうですね。作文が嫌いかな方には、なんという朗報でしょうか(自分で書くタイプのわたしも、適宜活用しています)。
そんな中で、実際に人が心の汗をかいて言葉をつむぐことは、衰退していくのでしょうか。もしかしたら、逆に人がつむいだ言葉の魅力が見えてかもしれませんね。
この講座で作る小さな紙メディアは、AIやプロのような巧みさはないかもしれませんが、「ある人」の「ある思い」がごまかしなく表現されています。読むひとへの思いやりも込められています。わたしたちは、誰でも人の本当の心に触れることが好きなはず。小さなカミメディアをお読みになる方には、きっと、その接触を楽しんでいただけることでしょう。
小さな紙メディアの作り方講座、これからも小さく続けさせていただけたら幸せです。
第3期は5月からです 【場所 恵古箱さま・奈良県葛城市新庄392-3】
| DAY-1 | 単元1 基礎知識 | 2026年5月26日(火)開催 |
| 単元2 基礎知識 | 同上 |
| 単元3 基礎知識 | 同上 |
| DAY-2 | 単元4 実践的基礎知識 | 2026年6月23日(火)開催 |
| 単元5 実践的基礎知識 | 同上 |
| 単元6 実習 | 同上 |
| DAY-3 | 単元7 修了回 | 2026年8月25日(火)予定 |
上記日程に合わないけれども受講したい方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。日程に合わせて、奈良市内での開催も可能です。
受講費用 27000円(毎回ランチ込み・100部の紙メディア印刷代込み)
修了生のみなさんが10名になったら、恵古箱さんでパーティーをします。受講日が違っていても、みなさんは修了生お仲間です。顔を合わせて語りあったり情報交換したりなさってくださいませ。恵古箱さんのおいしい食事とともに!
小さな紙メディア、この一言にキュンとなってくださる方はありませんか。コンタクトをお待ちしています。