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さとびvol.66|森林の資産価値を上げるヒントを求めていたらスイスに出会った人のエッセイ、あります。

奈良の小さな地域マガジンさとびごころ(通称さとび)をひとり編集室から季刊で発行しています。ただいま、夏号が出たばかり。その中から、連載エッセイのご紹介を。

さとびの連載「スイスの森と奈良をつなぐ物語」は、合同会社日本近自然学研究所の佐藤浩行さんにおねだりしてスタートしていただいたもので、この夏号が第2回になります。

近自然とは何ぞや。スイス社会から見出す一定の原則が日本人によって体系化されたもので、社会のパラダイムシシフトを提唱しています。
あなんも若き日に別ルート(河川改修のほう)で「近自然」という概念に出会い、大きく影響を受けているのですが、この連載では林業経営や管理のプロである佐藤さんによる、ご自身の経験から生まれた近自然を語ってくださっています。今回も、気になる終わり方なんですよー。続きが読みたくなるように、してありますね。
今までの佐藤さんの記事とは少し雰囲気が違いまして、編集するのが面白いです。

佐藤さんの近自然学は、こちらに説明がありますので、詳しくはリンクをクリックしてみてください。

さとびごころで、佐藤さんに連載をお願いしている理由は、「人間が自然を支配するのではなく、人間のほうが自然に近づく」というありかたを現実に落とし込む知恵が、これからの時代のあらゆる課題解決のヒントになると考えているからです。以前にも、書いたとおりです(もっと以前にも、しょっちゅう書いていますが…キリがないので)。

自然と調和する、自然に寄り添う、とてもよく聞くことばです。でも、わたしたちは具体的にどうすることが調和なのか、寄り添いなのか、もうわからなくなってしまっているのだと思います。そんなとき、近自然、つまり人間が自然に近づくあり方がヒントになるはずです。そのあたりを、連載をとおしてじっくりとお伝えできればいいなと思います。(下記の記事より)

連載では、もともと業務上の必要からスイスの森づくりと出会い、近自然学と出会い、次第に佐藤さんのライフミッションになっていくプロセスが綴られています(まだ2回目ですが、あきらかにそんな感じです)。今でこそ近自然学を説く佐藤さんも、はじめは近自然などという概念は知らなかったのです。あなたと同じ。かつてのわたしと同じ。

その近自然がなぜ佐藤さんを動かすのでしょうか。連載を読んでいただいて、もし共感するものを感じていただけたら、あなたも「自然に近づく」というコンセプトをもう少し知ってみませんか。

※佐藤さんは、近自然の「近」を「自然ではない(人工的な)」の意味で使われているようです。意味に大きな違いはありませんが、あなんの場合は、人間が意図して自然に倣い、自然に近づくという意味で使っています。人間は自然を作ることはできないが、近づくことはできる。自然を壊すもの、守るのも、再生するのも人間次第だという思いをこめています。

近自然は森林管理だけでなく、社会や暮らし全体に応用の効くものです。とかく二元論と思考停止に陥りがちな問題が、近自然学という智慧をもって見てみると、「ああ、それがあったか」というふうに開眼しますよ。そして未来を、今までよりも希望をもって描けるようになるでしょう。もちろん、簡単に実現するかどうかはこれからの話です。でも、想像もできないことは創造もできませんよね。まずは、想像できるようになるためにも、情報や知識が必要です。

佐藤さんが学んでご自身で体系化されたことを、初心者にもわかりやすく、専門用語なしに、教えてくださる講座があります。奈良県フォレスターアカデミーでも講師をされている佐藤さんなので、アカデミーの卒業生さんも参加されたり、また、まったく異分野の業界の人でも、ご自身の仕事のヒントにと学ばれたりしています。
先日は、その4回目が開催され、あなんも参加してきました。

講義の様子
近自然学講座 道づくり
近自然学を道作りへの応用すると?…

次回はまだ予告されていませんが、 佐藤さんのサイトhttps://www.kinshizen.net/をチェックしていただければ決まり次第公表されるはず。
もし、さきほどの佐藤さんのNOTEを読んで、いまひとつピンとこない…という方も、講義を聞くとよくわかりますので今後の情報を気にかけてみてください。

原則としてあなんはこの講座には参加し続けますので、よろしければお会いしましょう。声かけてくださいねー。

奈良での会場は、毎回、明日香村にある「森ある暮らしラボ」さん。行くたびに、どんどん雰囲気がよくなっていく私設図書館でもあります。週末はおいしいコーヒーも飲めます。
https://www.instagram.com/morilabo2017/

森ある暮らしラボにて。森の図書館の様子。森ある暮らしラボは、オープン前からも、オープンしてからも、図書館がスタートするときも、ずっとさとびでお伝えしてきましたが、今ではさとびがお伝えする必要もないくらい愛されスポットです。よかったですね。

さとび夏号vol.66に掲載している佐藤さんの連載「スイスの森と奈良をつなぐ物語」第2回のタイトルは「豊かさ・健康・幸せを見つめ直す」です。さとびのコンセプトは「自然も人も豊かに幸せに」ですし、風は奈良からの三浦雅之さんは七つの自給率を提唱される中で「豊かさの自給」「幸せの自給」ということもおっしゃっていますし、さとびまわりの人たちには共通するものがあります。それが、さとびごころの魂の部分かな。

豊かさとは?幸せとは?

近自然という切り口からも考えてみましょう。

それでは、本日はこのあたりにさせていただきます。最新号が出てからしばらくは更新頻度高めとなりますので、また遊びにいらしてくださいませ。お茶のみ感覚で(^^)

さとびvol.66

さとびごころ連載

スイスの森と奈良をつなぐ物語

佐藤浩行さん

近自然学

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