さとびこブックスに新しい仲間ができました。
昨年末から準備を重ねてまいりました、7冊目のSATOBICO BOOKS
さとび誌上で連載した小さな酒屋の物語の総集編となります。蔵と直接つながりながら奈良酒の魅力を伝え押し上げてきた奈良の6つの酒屋さんを訪ねたものです。著者の河口充勇帝塚山大学教授の書き下ろしや編集部の加筆も含む保存版となりました。
「仲良しなんやけど、徒党を組んでみんなでワーッと行こうというようなことはしない。時々共闘するけど、でも基本は個々で動いている」
これは、河口先生が連載を企画されるきっかけとなった登酒店 登和成さんの言葉です。この本に登場する「ちいさな酒屋」は、みな「仲良し」であり、「個々」でもあります。同時代の業界に共通する課題や壁を前にして、互いを削りあうのではく、ネットワーク化しながら、奈良酒ブームともいえるムーブメントが生まれた足跡を、この本が残してくれています。奈良酒っていいな。そして、奈良のマインドっていいなと思えてくる本なのです。
奈良酒好きな方、奈良酒ファンが増えた現象の向こうにある社会学的考察、知られざる小さな酒屋のとりくみなどにご興味のある方には、きっとお楽しみいただけることと思います。お手にとっていただけましたら幸いです。
タイトル 奈良酒と「ちいさな酒屋」の物語
著者 河口充勇
発行 さとび編集室
企画編集 阿南セイコ
B5 フルカラー 74P ¥2200
【紹介する「小さな酒屋」】
上左 登酒店 |登和成さん(天理市)
上中 もも太朗|杉本憲司さん(斑鳩町)
上下 酒のあべたや|村井誠さん(田原本町)
下左 西の京地酒処きとら|木寅伸一さん(奈良市)
下中 酒商のより|野依宏人さん(奈良市)
下右 米惣よしむら|吉村宗規さん(広陵町)
プロローグより
…近年の奈良酒をめぐる活況はいかにして実現されたのか。もちろん、各酒造業者の自助努力(総じて世代交代を契機とした経営革新、個性化戦略の遂行)は第一に考慮すべきポイントであるが、それに加えて、酒造業者を取り巻く異業種間協力ネットワークが果たす役割も重要な意味をなしてきた、と筆者は考えている。
本書では、こうした奈良酒をめぐる異業種間協力ネットワークにおいて特に地元奈良の地酒専門酒販店が果たしてきた役割に注目し、個性豊かな「小さな酒屋」6 人の物語を紹介する。
ご購入受付は
コンタクトから 件名 小さな酒屋ブック としていただき
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受付は2月28日より開始いたしますが、発送開始は3月初旬になりますことをご了承くださいませ。
SATOBICO BOOKSは、奈良の小さな地域マガジン「さとびごころ」をリトルプレスするさとびこ編集室が、編集活動を通して出会った物語や自然とリンクして暮らす方法をブックにしてお届けしています。
通常の出版流通には流れておりませんので、上記のとおり、直接ご注文くださいませ。
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「小さな酒屋」連載のきっかけになったバックナンバー
さとびごころ vol.44(2021 winter)