さとびごころが現在の形で発行されるようになってから2024年秋号をもって丸7年(2018年の冬号から)になります。短いようですが、よく継続できたとも思います。読んでくださる皆様のおかげで、お力をいただきました。感謝申し上げます。
また取材の申し込みをするとき、執筆をお願いするとき、快く受け入れてくださる方々がいらっしゃらなければ、さとび単独だけではとても作れるものではございません。こちらもいつも、ありがとうございます。
さとびのご縁でつながれたみなさまの中には、各地域でのキーパーソンになっていらっしゃる方が多く、さとびよりもずっとたくさんの方に囲まれていらっしゃいます。そんな動きを見せていただき、感じさせていただくたびに、奈良のいい方向への追い風になっていくのではと希望もいただいてます。年月を重ねた後で、ともに「あの頃」を懐かしんでしみじみできる日がくるのではと楽しみです。
ここらで、さとびが伝えたいことの雰囲気を見てもらえたらと思い、近年(2020年から)の特集を振り返ってみました。
こうしてみると、「自然にも人にも」の視点は変わることなく「(発行当時)まだ知られていないけれど広がってほしいこと」や、「事象として知られているけれど、さとびから見た切り口で作ったもの」などのようですね。 奈良の地元の情報ばかりですので、自分ごとにしていただきやすくなっております。
小さなリーフレットも作ります。どこかで見かけられましたらどうぞ、連れて帰ってやってください。
2020 WINTER vol.40
持続可能
家族農業
生き方はやがて生業に
自然栽培農家羽間農園の歩み
2020 SPRING vol.41
自然にも人にも
やさしい家
自然に近い家と
風土とともにある家
2020 SUMMER vol.42
美しい森
森と関わる人のあり様を考える
岡橋清隆氏ロングインタビュー
2020 AUTUMN vol.43
自然の色
手作りの服
所有する山の草木で染める
小さなアパレル工房のあり方
2021 WINTER vol.44
地酒で味わう奈良2
奈良酒の旨さを伝える酒屋
蔵を継承する若い蔵元杜氏たち
2021 SPRING vol.45
地球の歴史と
奈良の地質
地域の自然を理解するために
地球の歴史に立ち返ってみる
2021 SUMMER vol.46
薬食同源 奈良
薬とは奇すしき草。食べものを
薬として見る知識とレシピ
2021 AUTUMN vol.47
いつまでも豊かな森
何が豊かな森なのか
いつまでもそうあるためには
2022 WINTER vol.48
焚火がうれしい
遠ざかった火のある暮らしに
薪で近づいてみる
2022 SPRING vol.49
畑活デビューガイド
石油や肥料の価格が高騰しても
自分でつくる術があれば
2022 SUMMER vol.50
奈良の水マップ
水はどこから? 水系を知り
山と街のつながりを見る
2022 AUTUMN vol.51
炭はサーキュレーション
生産・消耗・廃棄から
炭を結び目に循環へ
2024 SPRING vol.57
暮らしに手を
自動化する暮らしの中で
手から伝わること
2024 SUMMER vol.58
自然にも人にも
やさしい川
自然に近い工法による
魚道の改修事例から
2024 AUTUMN vol.59
森あるきは
リトリート
そこに身を置きたくなる
自然がほしい
投稿時に2024秋号はまだ発行していませんけれど、これをご覧になる頃には出ているかも。
バックナンバーがなくなっても求めてくださる方があった場合には増刷もしました。なので、ほとんどの号は今も発売中です。
オンラインショップに並んでいますので、ご興味がありましたらお取り寄せください。バックナンバーは600円、2024秋号は次号がでるまでは500円です。複数冊同時に同一送料でお送りできます。
引き続き秋号づくり、頑張ります。サイトにご訪問くださり、ありがとうございました。