さとびごころ
vol.64 2026 winter
特集 1 森との共生ってなんだろう 特集2 地域の消えない灯火になる
特集 1
森との共生という言葉を、頻繁に耳にするようになりました。あらためて考えてみると、何をもって共生なのでしょう。森林管理のありかただけを指すのではなさそうです。「これが森との共生です」「これは違います」というものでもなさそうです。今回の特集1では、森林に関わる二人の方に問いかけてみました。読者のみなさんの考える材料にしていただければ幸いです。
特集 2
あまり知られていない小さな地区で始まったひとつのプロジェクトを通して、自然豊かな地域の難しい「課題」と、そこに生まれつつある「希望」の片鱗をたどってみたいと思います。志だけでは行き詰まりがちなヴィジョンの実現を、経営の要素を取り入れ、二本建てによって、現実的にチャレンジしている二人組の物語です。
いくつかの連載をお休みし、特集に大きくページを用いています。
編集後記より
▼あけましておめでとうございます。みなさまはお正月気分を切り替えて、通常の暮らしやお仕事に向き合っていらっしゃることでしょう。
遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます。
▼昨年のさとびは、新しいワークショップを始めたり、さとびこブックスを増やしたりなど、また少し成長できました。
▼予定していた特集「森生まれのなかまたち」は変更しましたが、小さな地域も、奈良墨も、草木染めも、ケアも、里山も川の水や魚も、あらゆるなかまたちがこの号には含まれています。それが共生であるためには「森が嫌がることをしない」と藤平さんは書かれました。森を自然に置き換えてみてください。さとびのコンセプトを表す新年号になれたように思います。(あなん)
Contents
目次
04 特集1 森との共生ってなんだろう
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05 森林・林業分野を専門的に担当した経験から… 文 藤平拓志(奈良県フォレスターアカデミー校長)
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08 人と森の関係性をひとつでも多く 文 谷茂則(谷林業株式会社代表・一般社団法人大和森林管理協会理事長)
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10 特集2 地域の消えない灯火になる
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このままなら消えるかもしれない地域で二本建てプロジェクトを起こす二人の物語 取材・文 阿南セイコ(さとびこ編集室)
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企画記事 [ 奈良墨と森 4 ]
14 国産松煙は継承できるか?錦光園 長野睦さんが決心したこと 取材・文 阿南セイコ(さとびこ編集室)
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[ 連載]
02 《 PHOTO ESSAY これからの、これから》No.26 どん底からの約束。 by 都甲ユウタ
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16 《おうちで野草の草木染め》vol.03 お山のどんぐり 講師 志賀規子
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18 《風は奈良から〜さとびごころ× 七つの風》# 19 自然の力でケアするサッカー人にGUEST 矢部次郎さん HOST 三浦雅之&阿南セイコ
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20 《杉さんの里山再生録》#12 里山の移住を考える その2 杉浦英二
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22 《環境再生ウオッチング》第7 回 砂防堰堤を改修し自然が蘇った渓流を見た_ 長野県・牛伏川_ 西尾和隆
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24 《山と今日から始まる物語》 No.22 谷茂則
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25 《いのちをつなぐ傍らで》 No.4お産をめぐる孤立と生活知の再発見 ― 娘のお産が教えてくれたもの 岡いくよ
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[ SATOBI COLUMN・information ]
26 フォレスターの「森と人」考察録 vol. 2 田井戸逸平
27 編集後記・さとびごころお取り扱いスポット など
さとびごころは、一般の書店には並びません。奈良市内の書店(ベニヤ書店・啓林堂奈良店・たつみ書店)で新刊を、その他、お近くの販売スポットまたは、さとびこオンラインショップでお求めください。
